第5話

 夏視点


 まだ私達が人気じゃなかった頃、小さなライブ会場でライブをすることになった。


 そして、私達の他の人気バンド(かなりインディー)がやらなくなることが発表された。


 そのとき、観客が全然集まらなくて、


 人が1人も入ってこなかった。


 誰も私達を見に来る人がいないと思ってた。


 私達は心が折れそうだったが・・・春だけは違った。


 必ずファンが来ると信じていた。


 そして、会場10分前に春の言う通り、1人だけ来てくれた。


 彼はライブ中はすごく楽しそうにそして、感動して泣いていた。


 

 後に、春から最初から必ず来てくれるファンだと教えてもらって驚いた。


 彼のことは彼氏か家族か友達なのかもと思っていたし・・・


 

 羨ましかった。あんなに好きでいてくれるファンがいるなんて

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る