主人公の男子高校生・叶斗(かなと)は、好意を寄せていた同級生・眞弓が吸血鬼にされてしまってからは、彼女が他の人間を襲わないようにするために、自分以外から血を吸わないように契約し、彼女が吸衝動に駆られるたびに血を与えていた。
しかし、眞弓は自分が血を吸わないと生きていけない罪悪感から、血を吸う時は傲岸不遜な別人格になってしまうようになる。最初は眞弓本来の人格と、別人格が交互に出ていたが、ついに眞弓は自分の両親の血を吸って殺してしまい、そのショックで元の人格が出てこなくなってしまう。
傲岸不遜な別人格が、両親を殺してしまって泣いている姿を見て叶斗は「彼女と共犯者になる」決心をし、2人の逃亡生活が始まる。
感想:ダークな設定で、血を吸う表現や、途中から仲間に加わるサキュバス・リコが精を吸う表現はとてもエロティックである。
最初に叶斗と眞弓が吸血鬼に襲われた時に助けてくれた「魔を狩る男」の住む場所を頼りに2人の逃避行(途中から3人)になるが、眞弓からは血を吸われ、リコからは精を吸われ、苦労の連続である。叶斗の好きな人を守りたい一心が健気で応援したくなる。
オススメです🧛♀️