第17話 そして時は動き出す

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今後とも頑張っていきますのでよろしくお願いします


―――――――――――――――


拠点の改良が終わり、ふと思ったので盗賊ギルドにみんなを連れて来ていた


「こんなところに魔王軍の基地があるんですか?」

「シー、盗賊ギルドだから」

「ここだな」

「「うわぁ、すり抜けたよ」」

「どういう仕組になってるんだ?」

「魔王軍ですか、怪我人がいっぱい出そうですね」

「は、速く進んで欲しいっす」 「ど、同感だ」


俺達は盗賊ギルドの中に入る。

するとジャックが見当たらない


「おーいジャック、どこだ?」

「はいよ、ここだぜ」

「ああ、いた」


ジャックは奥の部屋のから出てきた。


「今回は大勢連れてるじゃねえか」

「「ち、ちょっと怖い」」

「おぉっと、怖がらせちまったな、これでどうだ」


するとジャックがみるみるお姉さんに変わっていく


「え、え、ジャック?」

「あぁすまん、説明してなかったな。俺は悪魔だ」

「え〜、悪魔はいると思いましたが、まさかあなただったとは」

「びっくりだよ〜」


「じゃあ、手続きするな」

「ちょっと待て」

「なんだよ」 「手続きってなんだよ」

「そりゃあ邪神様のアポだよ」

「はぁ、なんでするんだ?」

「邪神様が連れてこいってっさ」

「いきなりだなおい」

「んじゃ」


ジャックは奥の部屋を指差すので、俺達はその部屋へ入る。

部屋の奥には禍々しい像がある祭壇があった。


「で、どうやってその邪神様のもとに行くんだ?」

「目ぇつぶって、祈るだけだ」


そういってジャックは扉を閉める

よくわからないと内心思いながら皆と一緒に祈り始める。



…よ

…めよ

…目覚めよ


声が聞こえる、俺は目を開ける…



と、思っていたのか! ここで開けなかったらどうなるか気になるから開けん!



…ねぇ、目を開けて

あけてってば

おねがい

ちょっとどうしましょ

おきないわ

はじめてちじょうとこうしんしたからふぐあいがしょうじたのかしら

とりあえずおこさないと


てくてくと擬音語がつきそうな足音が近づいてくるので目を開ける


すると角の生えた幼女と目があった。


え、

「…」

ちょ ちょっとまって


幼女は駆け足で奥にある禍々しい像の裏へ行く。 あ、こけた


うぅ どうして


幼女は泣きそうながらも像の裏へ隠れる


え、え〜 ごほん 起きたか


「えっと、貴方様が邪神様であらせられますか」


いかにも


「じゃあ、邪神様、もう手遅れです」


うぐ


諦めたようで幼女は像の裏から出てきた。


わたしがじゃしんよ なんかもんくある


「じゃあ、なんでそのような姿に?」


それは、あなたたちをしょうかんするためにちからのたいはんをつかったからよ


「では、なぜそれを隠すようなことを?」


そりゃあ、いげんをたもつためよ


「あとどうやって呼べばいいでしょうか?」


なんでもいいわよ それがわたしをしめすのであれば


「そうですか、私からは以上ですね」


じゃあ、わたしたちから

あれおもしろかったわよ


「あれとは?」


あのまおうぐんをかたってたやつよ


「あぁ、あれですか」


まおうといっしょにみてたけどすっごくおもしろかったわよ

さいごかえるとおもわせてどかーんって

そうゆうことどんどんやってちょうだい

おもしろいから


「わかりました、それくらいですか?」


あとおみあげよ


そういって邪神様は俺に何やら魂のようなものを入れた


それでしょくじとかいろいろたのしめるようになったから

じゃあね


そして視界が徐々に暗転する。

気づいたときにはあの部屋に戻っていた


「いや~邪神様すごかったね」

「うんこの像そっくりだったな」

「「こわかった〜」」

「可愛かったな」

「ん?」

「えっ?」


何かみなと話が違う気がするが、まぁいいや。


「終わったか」

「あぁ、お土産も貰ったぞ」


「じゃあ、さっさと出てけ」

「おうよ」

「じゃあね〜」

「「ばいば~い」」


俺達は地下水道に戻り拠点へと戻り、休憩する。


「で、食事ができるようになったけど」

「正直今はいらないわよね」

「食料もないしね」

「あるのは薬草ぐらいだな」

「…揚げてみる?」

「流石に食料じゃないからやめとこ」

「さんせーっす」

「なんか急にひもじくなってきたな」

「いままで困ってなかったのにね」

「はぁ、何かしら気を紛らわせるものってない?」

「からあげと遊べば?」

「そうする〜」 「「いっしょにあそぶ〜」」

「はぁ暇だな、何か起きないか」

「そんな都合よく起きるわけ無いでしょ」

「それもそうだな」

「「「HAHAHA」」」


ゴーンゴーンゴーン


「…えっ」


あの鐘とは違う音色の音が響き渡る、ここは地下なのに


「っちょっと待って!」


クラインが何やらリモコンのような取り出す

するとテレビみたいな装置が作動し、外の景色が映し出される。

…ここだけ進化しすぎじゃないか?


「この景色はどこのだ?」

「街で一番高い建物の上」

「いつの間につけたんだよ」


すると上空に人が映し出される。


「あ、あれ、あれだよ、ゲームマスターだ!」

「まじか、まさか…」


ゲームマスターが話し始める


「諸君!そろそろこの世界に慣れたかな?」

「実は、今まではテストプレイみたいなものだったのだ」

「そして今を堺に正式リリースを始める!」


一気に街全体が騒がしくなる


「そして、今を堺に第二の街以降に行けるようになったぞ」

「あと、色々アップデートしてるからメールなどを確認してくれ」

「イベントなども開催し始めるぞ、といっても既に一回始まっていたようだがな」

「あと、君たちのプレイを記録したりして、このゲームのPVにするから」

「それくらいだな、じゃあ引き続き、蟆剰ェャ繧定ェュ繧薙〒縺上l縺ヲ縺ゅj縺後→縺


音声が急に文字化けし、画像にノイズが走る。


「な、なんだ?」


更に街全体が騒がしくなる。


「あ~、マイクテスト、マイクテスト、聞こえるかね人類諸君」


魔王が出てきた。


「今から1日後、この街に軍団を仕掛ける」

「急で悪いが準備してくれたまえ」

「あと、とっておきも用意してある」

「勝敗は、そいつが倒されたらにしよう」

「それでは、さらばだ〜」


そういって魔王はゲームまがいの戦争を仕掛け、去って行った。

更に画面に女神っぽい女が映し出される。

建て込み過ぎじゃないか?


「異邦人の皆さん、どうかこの街をお助け下さい」

「1日後にはここは攻め滅ぼされてしまうでしょう」

「そうなる前に、どうかこの街をお助け下さい」


どうかこの街をお助け下さいって2回行ったぞこの女神


「教会にお布施をするほどあなた達に祝福を与えることができます」

「それも活用していって下さい」


さらっと金要求しやがったぞこの女神

大丈夫か?


あ、画面消えた。え、これで終わり?

あ、ぽいですね。


「まだ正式リリースじゃなかったんだね」

「突っ込むところそこじゃないだろ」

「女神、確かに駄女神だな」

「魔王、なんか愉しそうだったな」

「で、俺らは魔物サイドと」

「だな」


そう話していると、いきなり机の上の時空が歪む。

そして、落ちてきたのは…


「「「ボードゲームゥ?」」」


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第17話 そして時は動き出す

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