第14話 新入社員たち

「ではまず自己紹介をしてもらう」

「いきなりどうしたんだ、アルマ」

「アルマはね、こう見えていい会社のぶちょーさんなんだよ」

「へ〜」「はいそこ、人の個人情報出さない」


「はい、まずは俺から。スケルトンの”うえきばち”です。

 斧で戦います。」

「私は、リビングアーマーの”しょうゆ”です。

 槍を使います。ここを見つけた人です。」

「「私達はね、ゴーストの”ルナ”と”リナ”です。

 ルナはね水とリナは土の魔法を使うよ。」」

「俺は、ゴーストウェポンの”クライン”だ。

 槌が本体だ。生産職をやっているぞ。」

「私は、ゾンビの”グロリア”です

 調合師をやっています。」

「私が最後ですね。ゴーストウェポンの”タンタンメン”です。

 本が本体です。 医者をやっています。」


「全員で七人か」

「掲示板で集めた人たちで来たんですよね」

「俺は、ゴーストウェポンスピリットのヤタガラスだ。

 本体はこの双剣だぞ。」

「僕はマジックスケルトンのホネホネ。

 火を使うよ。よろしくね~」

「それで俺がリビングナイトのアルマだ。

 盾を使うな。」



「さて、皆さんどうしますか。」

「どうするって言われてもな」 「ほぼ選択肢なんて無いに等しいな」

「「私達はやりたいよ」」「私もやります」「じゃあ俺も」

「それなら私も」「じゃあ全員ですね」


「「「「「「「ということでよろしくお願いします」」」」」」」


「ようこそ、えーっと「そういや名前決めてない!」

「どうする」

「アンデット盗賊団とか?」「「ダサい」」

「うーん」「そうだ!…」


「ということでようこそ”キュリオシティ・スペクターズ”へ!」

「ちなみに意味は興味的な幽霊たちだよ!」



「それで、まずはなにをしようか」

「まずはレベル上げじゃない?」「そうだな」

「じゃあ、レベリングに行きますか」

「何狩る〜」 「効率がいいのってプレイヤーなんだよな」

「私は賛成ですよ」「「私達も」」

「んじゃ、決定〜プレイヤー狩りだ〜」

「「「「「「「「「おー」」」」」」」」」


「そういや、先輩方ってどれくらい強いんですか?」

「確かに」「「気になる〜」」

「そうだな、最近見てなかったし確認するか」


名前 ヤタガラス

種族 Ghost Weapon Spirit Lv17

職業 双剣使い

HP:2000/2000 

MP:1438/1500

筋力:1200

防御:200

魔力:1500

魔防:200

素早:1250

器用:570

幸運:200

SP:10


スキル 浮遊Lv7 高速移動Lv3 魔視Lv3 魔手Lv4 双剣術Lv5

    風魔法・小Lv2 MP自動回復Lv4 HP自動回復Lv2

    索敵Lv1 隠密Lv2

称号 ジャイアントキリング 反逆者 禁欲者 …その他



結構強くなってるな。


「俺はLv17だな」「僕はレベルが15だね」「俺もだな」

「お強いですね」「「私達、5Lvだよ」」

「俺は6Lv…」

「じゃあ生産職の三人はここにいてね」

「おう」「お気おつけて」

「じゃ、いってきます~」



「じゃあ、川に出る方から地上に出ようか」

「作戦はどうします?」

「できるだけプレイヤーを集めたいから南門の近くでやるか」

「「じゃあ森の中を通って行くんだね」」

「そうだな」「そうだ、逃げるとき森の中を通って行くと思うからさ、」

「うん」「トラップ作ってから行こうよ」

「いいね」

「「じゃあ私達が作ります」」

「それじゃよろしく」

「さて、始めますか」


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