裏の景色
モブ太郎「おう、モブ一朗、黒板の裏にはこわーい怖い、影の国があるみたいだぜ」
モブ一朗「そうか、ならお前は黒板に突っ込んでみろよ」
アハハハハ
はぁ、バカバカしい…そう思いながら清宮くんは下校していた。
影の国という設定がバカバカしい。黒板の裏とか(笑)本当バカだな。
そうしている間に家へ着いた。
ん?なぜかずっとそれのことを考えていた。無意識に。何でだろう…その1日はずっと
それについて考えていた。
次の日、登校中もかんがえていた。授業中、黒板を見るたびに引き込まれそうと考えていた。そして、全ての授業が終わった。今日もモブ一朗とモブ太郎は影の国について話していた。
モブ太郎「影の国にはなぁ。俺たちの心の影が作っているんだぜ」
モブ一朗「何言ってんだよ。それはただのお前が作った設定だろ!」
アハハハハ
…本当あいつら仲良いな
しかし、無意識に話に耳を傾けていた
もしかしたら、1人の時を狙ってくるかも。吸い込んでくるかも。
何を考えているんだ!頭がおかしくなったか?
そう考えていると教室で1人になっていた。
マズイ!いや、そんなわけない。それは想像。こちらは現実。
しかしそこまで考えていると怖くなる。
さっさと帰ろうとした時。
体の半分が黒板の中にあった。
「!?」悲鳴があげられない。何も言えない。抵抗できず黒板の中に入った。
目を開けた時には教室があった。気のせい…?と思った時、黒い人が入ってきた。
心の影!真っ黒だがその顔は自分に見えた。走って逃げようとするが動けない。
足が震えて。マズイマズイ心の影がくる。
「お前は自尊心の塊だな。自分が一番頭いいとか思って…バカバカしいな君は。
そもそもバカバカしいという言葉をよく使うのがその証拠なんだよ。」
心の影にボロクソ言われた。そのあと、こちらに迫ってきた
「何を…するんだ…?」清宮は声を絞り出した。
「イラつくんだよ。お前の心。お前の心の光の方は正直いらないと思う」
そうだ、僕はとびきり頭がいいわけじゃないんだ。全国にはもっとすごい人が
いるんだ。当たり前だったろ。そんなこと。そんなことも気づけないから1人に
なったんだ。本当はモブ太郎とモブ一朗が羨ましい。そんなことも気づけない。
そして、影に飲み込まれた。
ツンツン
何だ?
「おーい君大丈夫?」
誰だろう。大人の声。なにここ天国?地獄?
目を開けると教室と警備員が見えた。夜になっている。
「学校に清宮くんが帰ってこないって電話来たと思ったら。こんなところに。何で見つ けられなかったんだろ。」警備員が言った
どうやら寝ていたようだ。その後、両親が来て一緒に帰った。怖い体験をしたが、夢だったのか。しかし、少し性格などを改めようと思う。その時、心の奥底から声が
聞こえた。
「見張っているからな」
提供 ナハハハーさん
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少し怖いお話 @kimotaku
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