そこまで、しないといけない環境が心に刺さりました。
うちも、貧乏でおやつなど無くて、山でたけのこやそれこそ魚を釣ってきて食べてました。
父は長距離トラック運転手、母は介護施設の夜勤の夜などは、小麦粉でうどんを作ったりしてました。
魚は良く食べました。
それを思い出すと、ノスタルジックな気分になりますね。
とても、素晴らしい作品です。
作者からの返信
ありがとうございます。
盗みをしたかったわけではなく、本当にお腹が空いてどうにもならなかった結果だそうです。
自分でタケノコや魚を手に入れないと空腹だった時代、そんな時代は二度と来ないほうが良いけれど、忘れてしまうのも違うような。
うまく言葉にできませんが、明のような子が居たんだ、という事実を書き残したかったのだと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
満面の笑みを見て、兄は少しの間、自分の罪を忘れた……名文だと思います。考えさせられました。
その時置かれた立場によって、何が正義かって違うものですね。。悪いことをしている、なのに責める気持ちにはとてもなれないなって思いました。
臨場感のある筆致もあり、のめり込んで読ませていただきました。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます!
名文と言っていただけるとは…!
この話を聞いた時、私が感じたのは怒りだったんです。
悪いのはDVする父親だけなのに、何故優しい性格の子どもが罪を犯さないといけないのか?
もし見つかったら世間的には「泥棒」と蔑まれ、親子兄妹3人が辛い想いをしたはずで、でもそうなるまで放置したのは当時の社会で…。
私は、明がやったことは間違ってはいなかったと思いたいです。