第4話 盗賊団のおいしみ
最強チートで無双する作業になっちゃうけど、おいしみ探求の為なら使える手は何でも使う。それがあたしのおいしみ道!
多分全ての能力が最強なんだろうなー、違うかもしれないけど、一般の盗賊団ぐらい余裕で倒せそうなきがしてきてる!
「失礼しまっぁすー!バタン!」
盗賊団アジトにあかりがやってきたぞっ!
おいしみを求めて盗賊団のお宝を全て奪い取ってやろう!
「可愛らしいお嬢さん一人でなんか用か?」
盗賊団のリーダーらしきおっさんが声をかけた。
「おいしみのためにお金が必要なのでお前達を成敗してお宝全部もらってお前らを警察に引き渡しに来ましたー!」
この世界には警察はいないかもしれないけど、警察に変わる犯罪者を取り締まったり、犯罪者を引き渡したら報奨金もらえる制度がきっとあるはず!
盗賊の集めたお宝と報奨金あれば、大都会行きの馬車に乗る路銀ぐらい集まるはず。いや、お金に余裕が出るはず!
「そうか、てめぇら!このガキをいたぶって排除しな!!!」
「アリアリサー!イェーイ!」
数百人の盗賊たちが一斉にあたしへ襲い掛かってきた!
あたしは盗賊のポケットから出るチョコレートのにおいを見逃さない!チョコレートを取り出し、食べる、そして盗賊の首元へ思いっきり平手打ちして気絶させる。
その作業を数百回行って、盗賊の手下達を全て気絶させた。
「手ごわいな!野郎ども!精鋭部隊で一気に片をつける!」
盗賊の精鋭部隊は20人近くと結構人数多い。
農家のあとを継げなかった四男以降とか、冒険者で出世しきれなかった敗北者などが盗賊や山賊に成り下がってるらしい。
元C級冒険者や騎士崩れなどの実力者や元々才能あったものなどが盗賊の精鋭部隊になってるのだろうね。
でも、最強チートのあかりちゃんには君たちも勝てないよ!
「どうせかないっこないんだからっ!」
あたしは盗賊の持ってたロングソードを二刀流にして連続斬りを放った。320回ヒット!これも快感でおいしみだね。食べ物じゃないからおいしみのうれしさは食べ物ほどじゃないけど、達成感が少しあるね。
盗賊の首領もついでに切り刻んであげたよ!死なない程度に寸止めにしたし、盗賊のお宝を全て奪い取って、盗賊を冒険者ギルドに届けようか!
「ごめんくださーい!」
「な、なんですか!?大量の盗賊たちのぐるぐる巻き!?」
「こいつらを引き取ってください。色々悪さしてる盗賊たちみたいですよー!」
冒険者ギルドとか特に登録してないあたしは盗賊を倒した者として認められなかったため、そんなにお金にはならなかった。
でも、盗賊のお宝でお金が潤ったので問題ないね!
とりあえず、モブ魔法使いの青年を洗脳でもして、魔法使いくんに馬車に乗せてもらうかな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます