シャーロック✕ホームズ

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シャーロック・ホームズの出会い

〜シャーロック・ホームズは探偵でありながら変装の名人だったという〜


「犯人はあなただ!」


屋敷に声が響く


「犯人は被害者を殺害した後屋敷の秘密の通路を使い逃走した、こんな通路を知っているのは主人あなたしかいない!」


一人の青年が指を指す


「くッ」


主人と思われる人物が走り出す


「確保確保‼」


だが警備員に取り押さえられる


「今日もお手柄ですホームズさん」


「あぁありがと」


〜探偵協会〜


「お疲れ様ホームズ君」


「ここでホームズはやめろジジイ」


「えーお義父さん泣きそう」


うざい手を振り払う


俺の名前は秦六 隼人たいろくはやと 18歳 探偵ランクS 


探偵ランクはソイツの探偵としての才能を表す、全部でSSS、SS、S、A、B


俺は上から3番目


探偵名はホームズである


ここは探偵協会


探偵とは警察の代わりに事件を解く集団


つまりは警察とほとんど一緒である


「あそうそう」


ここにいるおじさんは俺の義父でもある


江戸川 一歩えどがわ かずや 探偵ランクSSS


探偵名 江戸川乱歩


おじさんが俺に言う


「今日からお前にバディを組んでもらうから」


俺は耳を疑った


「え、何でだよ俺は一人でも捜査できるって!」


俺は必死に反抗する


「最近のお前の仕事の成果は?」


俺は思い出しながら答える


「殺人事件3件解決 強盗事件1件解決 失踪事件5件解決だ!」


俺は自信満々に答える


「犯人に逃げられたのは?」


俺は核心を突かれる


「うっ、5、5件」


俺は解くのは得意だが犯人を捕まえるのはあんまり得意じゃない


なぜなら病気の後遺症で全力疾走ができない


「だろーだからお前にはバディがいたほうが捕まえやすいと思うんだ」


「分かったよでも俺がもう無理だと思ったらすぐに辞めるからな」


「はいはーいそれじゃもうすぐ来ると思うから」


俺はそれだけ聞いた後休憩室に行くため歩き出す


その瞬間廊下に置かれている植物が動いた気がした


「ん?何だ」


「ガサッガサッ」


「ドッカーン!」


突然植物が人になる


「うわあああああああああああ」


中から人が飛び出す


「どうなってんだあああああああ」


俺は気を失った


「ここは、?」


多分部屋の形色んな物から、察するに休憩室だろう


人が二人見える片方はおっさんだ


「おいどういうことだおっさん‼もしかしてソイツが?」


「ああ今日からお前のバディになる小室 遥斗こむろはるとだ」


そうして小室が自己紹介をし始める


「小室遥斗18歳探偵名はシャーロック 探偵ランクSS よろしくお願いします!」


これはシャーロックとホームズが難事件を解き明かしていく物語である


〜翌日〜


俺達は今商店街の路地裏にいる


そして殺人事件の現場でもある


理由は俺達2人の初任務だからだ


「あっホームズさんと、そちらは?」


この人は警部、いつも俺に事件を持ってきてくれる人だ


「こっちは俺の新しいバディ、シャーロックだ」


「よろしくお願いしますシャーロックさん」


「よろしくお願いします」


「では事件の説明をさせてもらいます」


「この事件の被害者は佐藤恒治、49歳普通のサラリーマン」


なるほど、ん?


「被害者は日焼けしているようだが?」


「ああ一昨日まで家族旅行に行ってたらしいです」


そういうことか


「死亡推定時刻は夜の1時、死因は頭部を強打による失血死」


「凶器はハンマーだと思います」


なんと酷いことか


「次は容疑者のリストです」


上司に、家族、他にも色々かだが


「警部、被害者からアルコールは検出されましたか?」


「はいたっぷりと」


警部が自信満々に言う


「どうゆうこと?」


小室が俺に聞いてくる


「はあ、まず死亡推定時刻に被害者は何をしていたと思う?」


「そりゃあ家に帰ってたんじゃないの?」


「ああ正解だ、次はなぜ被害者が襲われたかだ」


「そりゃあ恨みを持っている人とかじゃないの?」


「違う、質問を変えよう、なぜ被害者はあんな裏路地で殺されていた?」


俺がそう質問すると


小室は理解したように


「分かったよそういうことね」


と答えた


続けて


「犯人まじ許さねえ」


怒りをあらわに見せた


「え?え?どういうことですか?」


警部は何を言っているか分からないようだった


「警部、謎が解けたんですよ」


「それと警部今日の夜被害者と同じ格好してくれません?」


「え?」


〜夜の1時〜


警部が被害者と同じ格好をして歩いている


「こんなんでほんとに大丈夫なんでしょうか」


不安そうな声を出す


コツコツ


足音が2つになる


「ん?」


警部が後ろを振り向くがそこには誰もいない


コツコツ


警部が走り出すがもう1つの足跡も走り出す


ダッダッダッ


警部が裏路地に入ると足跡の主も裏路地に入ってくる


「はーいそこまで」


「そこまでー」


だがそこには警部はいなくいたのは探偵2人だった


「だッ誰だお前ら」


見た目は高校生らしきやつだった


「お前が今回の犯人だな?おやじ狩りさんよ?」


そう俺が質問するとソイツは口を開く


「嫌だなあ僕は追ってたおじさんに落としたものを返そうとしてただけですよ〜」


「それに何で僕がおじさんを殺さないといけないんですか?」


そいつが聞いてくる


「質問はそれでいいか?答えは4つだ」


「1つ目、被害者は家族にも優しく職場の人間にも愛されていたこと」


「2つ目、ここ近辺でおじさん狩りが発生していたこと」


「3つ目、被害者の金品が無くなっていたこと」


「最後はお前が答えを教えてくれたよ」



「うッ」


高校生は何も言い返せそうになかった


「畜生ッ」


高校生は走り出す


俺はまずいと思った、なぜなら俺は犯人を追うことができなかったからだ


「やべえ」


「俺が行く」


一瞬だった俺の横から雷のように走り出すそいつシャーロック


犯人を足から崩した後腕を掴み空中で背負投げをした


その時確信した


こいつが俺の


「相棒だ」


「なるほどそういうことかよおじさん」


「こりゃあ俺にふさわしいかもな」


〜とある廃工場〜


「被害者は29再男性ナイフで刺されて失血死」


「被害者の死体にはMの文字が書かれてたようです」

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