先輩は、よくわからない
先輩が私の仕事終わりにストーカーしてきた
「どーゆーことですか?」
「いやっこれは…」
戸惑っている
「悪いけど私、疲れてるんですよ」
「なんで?テレビ局から出てきたのに?」
余裕ぶってる…
「お母さん、そこで働いてるんでついでに『YSR』?っていうアイドル、見てきたんです」
「ふーん?そっか」
諦めた?!
「じゃあね 雪ちゃん♪」
「……」
走り去ってった
ためてた言葉が一気にでてきた
「きも…」
その後は先輩のことを頭から消して家に帰った
ストーカー気質なのかな…
朝、家から出ると…例のアイツん゙ん゙っ先輩がいた
「…ストーカー?」
「失礼しちゃうな!」
「あ、もしもし?警察ですか?」
私が本気で警察に連絡した
「は?!へ?!なんで?!」
「あのー…学校の先輩が家の前に住所教えてないのに来てて、ちょっと来てもらえます?」
『はい、わかりましたすぐに伺いします』
ものの5分で来た…
「この人です」
「え?!なんで?!雪ちゃん?!」
「わかりました、署で話を聞きます」
警察は冷静に対応してくれた
「あ、そうだ、あの…口止め料は払うのでこれも込で」
「?」
「私、アイドルなんでストーカー被害、ということに来てくださいよろしくお願いします」
「??!!はい、わ、わかりました」
「これで」
口止め料と書かれた封筒を渡した
「もらえません!」
「いえ、言われた場合分かるようにしなければならないので」
「でも…」
「疑われたいんですか?信用していったのに」
圧を少しかける
「わ、わかりました」
去り際に肩をぽんとたたき
「よろしくお願いします(にこぉ)」
とまた圧をかけたのでまあ、平気でしょう
「おはよ、鈴香、璃久」
と、言ったが教室には二人がいなかった
クスクスと笑っているクラスメートがいる
「…おい」
びくっと、みんながする
「璃久と鈴香、どこやった」
「何言って」
胸ぐらをつかんでいった
「もう一度言う2人はどこだ」
「しっ知らない!」
「…そう」
メールで2人に聞いてみる
[ねえ、今どこにいるの?大丈夫?]
1時間…
既読がつかない…
いつも5分以内で既読がつくのに、
おかしい
「…やるか」
クラスのマドンナあかり
あいつしかいない
「おいあかり!!」
「なっなに?!」
「璃久と鈴香」
「―っ!だって!あたしの最推しのYSRのグループの名前と同じなんだもん!」
「そりゃそうでしょ?!あっ」
「…は?」
やばっ思わず…
「関係ないじゃん!璃久と鈴香は、あたしを救ってくれたのにふざけないで!」
「なっ!」
ガッ!!
「痛っ」
髪を掴まれた
「髪は、髪だけはやめて!!」
バレちゃうっ!
ズルっ
あ…
「ゆ…ユキ?」
「あーあ」
ばれた…
「なんで?!」
「そんなわけっない!」
そこへあたしが
「違うよあたしは、学校の許可おりて髪を染めてる」
「なんで?!」
「いいからはやく璃久と鈴香はなして」
「はい…」
「璃久!鈴香!」
「雪!」
3人で安心していると鈴香が
「雪…髪が」
「そーなんよ染てんのばれた」
「そっか…」
残念そうに鈴香が言う
「ほら、授業始まるよ!」
そのまま走って教室に行った
ウイッグは、走りながらつけた
「えーだから、ここが3Xになります」
ぼーっとライブのことを考えていた
「おい!本橋!」
「…なんですか」
「聞いてるのか!」
聞いてなくてもできるのに
「…なんでですか?」
「なっ」
「できればいいんですよね?」
「それはだな…」
「何パターンも覚えてますし」
あーそろそろ切れられそう…
「あと、先生の教え方がいいのですぐ覚えます」
「そっそうか!なら仕方ない!」
ガハハと笑いながら授業に入る
ふー単純でよかった
そして放課後
「スタジオ行こ」
「「はい」」
「バレなくてよかったね」
「まぁ、そうね」
「よし!」
「ライブまであと1日!」
「気合い入れよ!」
1、2、123!
【ファンのみんなにマジ感謝〜!】
12ッ3!
32ッ3!
たったたっ
「ここはこうしたらー」
「あと、こうしてもいいかも」
ガチャッ
「「「??!!??!」」」
「はーい!ユキ!お久しぶりでーす!」
「…だれ?」
恐る恐るリクが言う
男はびっくりしている
「れっ」
鈴香が何かを言いたそうにしている
「練習の邪魔、するの?」
わお☆圧マックスだ☆
「だあれ?君」
「出ていかないと損するよ?」
カチカチカチッ(カッター出す音)
「ひいっ」
怯えている様子の男の前に見覚えのある女の子が入ってきた
「あわわっユキちゃん!うちらだよっ!」
ガチャンッ
「危なっ!」
「サラ!」
ぎゅぅっと、さらに抱きついた
「この人はSKHの、サラ、明日のゲスト!」
「俺、ハルトよろしく」
張るハルトくんはまっすぐなストレートな髪で前髪が目にかかってる
「サラでーす!」
サラはくせっ毛であたしと反対の、場所で髪を結んでる
元気すぎるサラの挨拶にびっくりしてる
猫みたいな、2人をさえぎるように
「ねえ、コウくんは?」
コウくんは、メンバーの1人で
踊るのがすごくうまいけどぬけてる
「あー連絡したけど家で練習するって」
「おっけー」
「これ、振り付けと歌詞です」
「わー!ありがとう!スズカちゃんでいいかな?」
「はいっ!」
「リクです」
「わかった!リクちゃんね!」
ぱあっとリクの顔が明るくなった
ふふっ呼んでほしかったのね、
「じゃぁ、また明日ね!」
「「はい!」」
「また明日〜!」
「頑張りましょう!」
個性豊かだなぁ
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