第65話 未来にまわしたらダメだったんじゃないですか?

「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」


めちゃくちゃ考えてる。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。考えてくれ。それで良き案を…………


「お嬢ちゃん。」


「なに?」


「らぶらぶのちゅちゅだよね?」


「そう。そうだよ!らぶらぶのちゅちゅ」


「…………お姉さんね。夢があるの。」


「ゆめ?」


「いつかホントに好きになってくれた人に夜景を見ながらキスされる夢が。でもね、誰も叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった叶えてくれなかった、けど今は違う。彼なら、ここにいる彼氏なら叶えてくれるって信じてる。だから」


頬にキスをするキラリ。


「口はお預け。だけど絶対絶対絶絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対してね?夢叶えてね?叶えてくれるまで逃がさないから。ね?」


「あ、は、はい…………」


今は助かったけど未来がとんでもないことになったかもしれない。

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