第64話 モンスターでもロマンチックじゃないとダメだったんじゃないですか?

「男子が女子に力ずくで犯されたらそれは犯罪。でも逆なら事案が少ないから犯罪じゃないでしょ?」


「事案が少ないとかじゃなくて!力ずくは元々アカンやろ!絶対に!女子でも男子でも!離せ!離せ!離せ!」


「はなさなーい。」


「お前………マジで。何?この力の強さ?」


「腕相撲負けたことないんだ!」


「だろうね。じゃなくて!頼むから離して!」


「はなさなーいはなさなーいはなさなーいはなさなーいはなさなーいはなさなーい。お嬢ちゃん。口と口だよね?」


「うん!口と口のらぶらぶのちゅっちゅっ!」


「オッケー。じゃあいただきま」


「ちょっと待て!はなして!」


「離さないってば?」


「その離さないじゃなくて!話さない?の話さない?だから!」


「しゃべるほうの?何?言い訳?逃げるは恥だが役に立つっていいたいの?」


「そんなこと言いたくないわ!違う!ちがくて!」


「て?」


「アンタはいいのか?こんなキスで!」


「へ?」


「アンタは変だ。変だ。変だ。変人だ。だけど女子だろ?だったらキスには初キスには何かロマンチックを求めてるんじゃないの?だからだからだから今それを消費していいのか?」


「……………」


このモンスターを止めるためにはこの球しかない。問いかけよう。ロマンチックがいいだろ?って?

さぁ、刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺され刺されそして助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれ助かれオレ

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