第54話 重いって言われて嬉しいってダメだったんじゃないですか?
とりあえず帰る前に話したいことが山ほどあったので喫茶店に寄ることに。
「オレ抹茶オレで」
「あ、私も!」
「真似しないでくださいよ。」
「好きな人と同じモノを飲みたい女の子の心理分かるでしょ?」
「分かりません。」
「もういけずぅ~」
「頬を触るの止めてください!」
頬をぷにぷにしてくるキラリ。
そんなことしてる間に抹茶オレがやってきた。やってきたから本題に入ろう。
「まず、1つ。」
「私可愛い。」
「うるさい。黙りましょ?まず、1つ。」
「私美人。」
「口にガムテ貼ります?黙りましょ?とりあえず1つ。山口さんに対してのあの態度酷すぎますよ?明日から山口さん来れるかどうか分かりませんよ?」
「色恋沙汰で仕事に支障をきたすヤツはいらないから辞めてもらって結構、結構!」
「よくアンタがいいますね?好きな人にフラれたショックでビルから飛び降りようとしたアンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?アンタが?」
「でも生きてるから!りゅうたんのおかげで~。で、りゅうたんのために生きてるから~。」
「重いです。」
「重くていいの。いっぱい言って?重いって重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い呼ばれれば呼ばれるほど愛が伝わってるのが分かって嬉しくなる!」
「その考え方やめたほうがいいっすよ?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます