第4話 あたしとアナルのにおいとおにい
「・・・アナルの呼吸っ!、壱ノ型っ!、わあっ、開いた!」
「コラっ、また職員さんビックリするだろ!、だいたいアナルの呼吸ってなんだ、ワケわからん」
「だって後ろのおクチとかいうじゃない?、おにい」
「・・・フウ」
「じゃなくて、おにい!」
「お、おう」
「次会ったらすぐあたしのお尻のニオイ嗅いでくれるって言ったのに!」
「いや、それは、次会ったとき、お前の注意がなんか別のモンに・・・そう、性病だよ」
「え?、ナニ言ってんの。あたし性病じゃないよ、失礼だなあ、おにいは」
「ええっ、でも・・・フウ、いや、なんでもないよ」
「あい、じゃあさっそく♪」
◇
「で、結局、どうするんだっけ?」
「えっとね、ガムテープの目かくしは」
「却下」
「あたしのパンツかぶるのも」
「却下」
「で、そうだ、おにいがあたしのお尻に指挿れて、それを嗅ぎたいって言うから〜♡」
「・・・そんなハナシだったっけ?、まあ、いいわ」
「あい♪」
◇
「あ、そこおまんこ。もうちょっと下ね、そう、ひゃあ、ゾワワ〜」
「パンツのスキマからだとむつかしいな・・・ちょっと湿らさないと痛いぞ」
「え、ツバでもつけておいてよ」
「いやオレのツバつけた指は変態的だろ」
「すでにだいぶ変態的だけど、じゃあいいよ。あたしが舐めるから指ちょうだい♪」
「・・・お、おお、もう十分だ、なんかヘンな気分になるだろ」
「ジュルジュル・・・そう?」
「じゃあ挿れっぞ」
「あい、やさしくしてね♡」
「・・・なんかムカついたから一気に挿れるぞ」
「キャッ、こわい〜・・・あ・・・んあっ・・・ああんっ♡」
「ヘンな声出すな」
「だってえ・・・おにいが・・・あたしに・・・入ってる」
「おかしな言い回しするな」
「プーン、だってホントじゃん。なんか挟まってる・・・ちょっ・・・動かさないでっ」
「しっかりニオイをつけないとダメだろ。中をこすってんだよ」
「でもっ・・・あんっ・・・ダメえっっ・・・ちょ・・・いっ・・・ぐっ・・・ああんっ♡」
「なんだよイったのかよ、ザコケツだな」
「・・・おにいのテクがヤバすぎる件について♪」
「お前の感じるスポットを見つけちまったからな、つい高速でコスっちまったよ」
「炎のコマみたいだね」
「火ぃ出たら大事件だけどな、っていうかまたお前オレの本棚漁ったな」
「テヘペロ♡」
◇
「じゃあそろそろ指、抜くか」
「もうそんなお時間ですか、まだいいじゃありませんか」
「なんだよ来客のお引き止めみたいだな、ハイ抜くよ〜」
「あんっ、引きずり出されるような、なんでしょう、この排便に通じるようなフシギな快感は」
「ナレーション風に言うな」
「だいじょぶ?、ついてない?」
「うーん、だいたい大丈夫」
「やだあ、だいたいってなにさ」
「自分で見たらどうだ?」
「ムリムリムリ、絶対ムリ、早く判定してよ、おにい」
「ハイハイ、では・・・うーん・・・クサい・・・」
「え〜、ひどーい、おにい」
「まあふつうに臭いけど、オレは別に嫌な匂いじゃないかな」
「ホント?、やったあ♪」
「しかしまあ、なにやってんだかオレたちって」
「お金では買えない貴重な経験だよ、こんなカワイイ女子高生の肛門に指を突っこんでニオイを嗅ぐなんて、マスターカードでもできないよ、おにい」
「とりあえず指、洗ってくるわ」
◇
「なに、お前まだいたの?、帰らなくていいのか?」
「おにい、膝まくしていい?」
「いいもなにも、もうのってるだろ」
「おにいはさ、あたしがカレとアナルセックスしたら・・・どう思う?」
「好きにやったらいいけど、ちゃんと拡張した方がいいぞ」
「カクチョウ!?、どうやるのそれ?」
「そんなのその不倫教師が考えることだけど、20代半ばっていってたもんな、考えなしの勢いだけのアナルセックスだろうな」
「ただ挿れるだけじゃないの?」
「痛いし切れるし、裂けるから」
「トモダチも痛いって言ってたよ、そんなもんじゃないの?、アナル処女を喪失するんだから」
「まったく今どきの女子高生は。あのね、アナルはそもそもそういう場所じゃないから、ちゃんと準備しないと大変なことになるの」
「へえ〜」
「なんだよその目は」
「百戦錬磨のおにいの場合は、どんなことになったの?」
「いや、オレは、まあ、その、なあ」
「いっぱいアナルやっただろ、おにい」
「ああ、まあ」
「まあ、じゃなくて、返事はハイでしょ」
「・・・ハイ」
「じゃあご自身の経験に基づいて、ずさんなアナルセックスの危険性についてレクチャーしてください♡」
◇
「フムフム、じゃあその18歳の娘はおまんこも処女だったのね。おにいは何歳だったの?」
「オレは26かな、初フェラも、処女も、アナル処女もいただいたな。進学校から入学したばかりの新入生だったんだよな」
「大三元〜♪、次々と要求しても初彼だし・・・いいですよ、って言っちゃうタイプね」
「よくわかるなオイ。その頃先輩にアナルセックスはいいぞ〜って自慢されて、オレもやってみたくなったんだよな」
「若気の至りですなあ、それで勢いで乱暴なアナルセックスをしたのですな」
「・・・あのさ、イジるなって」
「だっておにい、硬くなってきたんだモン。思い出しボッキングでしょうか♪」
「その娘はな、そんなに痛がらなかったんだ。まあ嫌われたくなくてガマンしてたのかもしれないけどな。んでアナルで散々ヤって、そのうちアナルでイケなくなってきたらアナルからのフェラチオごっくんとかしてくれて〜」
「ちょちょ、おにい、いくつかツッコミどころがあるんですけど。えー・・・と、その、アナルでイケなくなるというのは・・・」
「ああ、ユルくなってきてな」
「・・・そのお年で、アナルユルユル、アナユちゃん」
「3年くらい付き合ったけど、最後は便意を催したらすぐトイレ行かないとヤバいから遠出しにくいとか言ってたかな」
「おにい、鬼畜だったんだね。それにアナルからのフェラチオって・・・まさか直?」
「そうそう、でもその娘の肛門はだいたいキレイだったよ。イチジク浣腸を箱買いしてたみたいだし」
「そのプレイってエロ漫画では定番だけど、現実世界でもする鬼畜男子がいるんでちね〜♪」
「一度だけ、その娘がハラこわしててな。そのときだけは顔しかめながら舐めてたかな」
「ヤバいヒトがあたしの近くにいます、お母様にチクってきていいですか♪」
「バカ、あの
◇
「そんなわけで、ちゃんと時間かけて拡張した方が安全だろうな」
「・・・ねえ、おにいがあたしのアナル拡張してよ♡」
「ば、バカ、なに言ってんだ。そんなのその不倫教師がするべきだろ」
「もう、不倫不倫言わないでよ。やりたい盛りの20代半ばが、してくれると思う?」
「・・・」
「カワイイ妹のアナルがユルユルになったらかわいそうじゃない?」
「だとしても、おかしいだろ」
「なんで?、この世にたったふたりの・・・兄弟・・・じゃないか、姉妹・・・でもないか、あたしたちって、なに?」
「兄妹、だろ」
「きょうまい!、シュウマイみたいでカワイイね♪」
「なんにしろ、オレがお前のアナルを拡張する筋合いはないだろ」
「なんだよおにい、プンスカだ。もう帰るもん。また来てやるからなチキショウ。あ、そうだ。ちなみに結局のところ、おにいはおまんことアナルどっちが好きなの?」
「・・・むつかしいな。慣れ親しんだおまんこの安心感と、新たな可能性と拡張性を秘めたアナルは、一概にどっちとは言えないモノがあるな」
「フムフム、つまりビアンカかフローラか、みたいな話ね♪」
「お、おまっ、このバカっ!、ビアンカとフローラに謝らんかい!」
「うひゃあ、おにいが怒ったあ。じゃあね、オヤスミ。またね、おにい♡」
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