個人的には最後の一首にドキッとさせられました。光りはそこに在るだけなのに、人間はそれに意味を持たせる。それは良いことなのかそれとも……と問いかけてくるような深い短歌だと思いました。他の短歌も彩り様々で、作者様の引き出しの多さ、表現の多様さに脱帽しました。見習いたいですね。一首一首をていねいに味わいたい方におススメです。