ワークライフ

 城下町に一つの巨大な組織があった。桐生組。街の実権を握る生殺与奪の専門家。

 

 そんな彼等は桐生組たる証として腕にドラゴンーパンプキンドラゴンの刺青がしてある。

 

 その刺青がチラホラと街の中に。見受けられる。城に集まっている様だ。

 

 ルーナ姫が急いで城に戻ってみると城は何者かのブレス攻撃を受けた後だとわかる様に焼けていた。

 

 ルーナ姫が居なくなって数日後の事。神秘が薄れた城に一頭のパンプキンドラゴンが頭、桐生ココが出現したとのことである。

 

 ル「まずいな。魔術防壁の方を強化しなくては駄目か。」

「…手配して欲しい場所があるのら。」

 

 ナイト1「何処へなりとも」

 

 ナ2「はっ。何卒申し付けてください。」

 

 そのまま荷馬車を進ませる姫様一向。

 

 すると見覚えのある建設会社が見えて来た。

 

 ルーナは直ぐに馬車から降りると、直様、馴染みのある応接室に案内された。

 

 ル「変わらないのらぁ。今日も…」

 

 大空スバル「あははは。待たせちゃってごめん。」

 

 ル「そんな事無いのら。」

「其れより、又、ルーナの話を聞いて欲しいのら。」

 

 大空スバル「はいはい。何かな〜。」

 

 ルーナ姫はそう言うと、ぺこランドに行って来た話からお城の火事までの事、今後の提携方針について説明をした。

 

 ス「へ〜。兎田ンとこと仲良くなっちゃったか〜。」

 

 ル「ち、違うのら。決してそう言う関係を結んだとかでは無くて…」

 

 ス「そうか〜。でも話してて、仕事の疲れがちょっと楽になって来たかな。ありがとうルーナ。」

 

 ル「どう致しましてなのらぁ!」

 

 今日も今日とて仲よさげな二人。

 

 そんな彼女達を置いておいて、世界は変わり続けていた。

 

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