終わり
森の中をガサゴソと探索して回る二人。
其処にいきなりだが、珍獣・おまるんがターザンして現れた。
おまるん「おー、お前ら、よくそんな装備で森に登って来れたもんだな〜。虫に刺されなかっただけでも幸運に思えよ〜。」
マリ&るし「誰!」
おま「私はしがない野生児さ。其れよりそこの緑の髪の奴、ちょっと疲れてるんじゃ無いかな。こっち来て休むと良い。」
そう言うとおまるんは指を鳴らし、手品の様に数多くの猿をるしあの周りに侍らせた。
ウキキーキー
幾らか集った猿は、おまるんの指示でるしあを拐いに来た。
マリンが剣を抜いて応戦する。
その時、一発の銃声が、銃弾がマリンの額に、一瞬の後に直撃した。
マ「う…~」
幸い、額は固いため安い銃弾を弾き返したが、凄腕だった。距離、およそ130メートル前方の草叢。アサルトライフルで気絶させるとは…これ如何に。
海岸での諍いから来た争いと言い、敵の戦力が測れない内に剣を抜いたマリンの負けだった。
る「マリン!」
「大丈夫!?」
仰向けになった倒れるマリンと連れ去られるるしあ。二人の旅はここで終わってしまうのかーー。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます