第17話

 惑星ハンブロストは、国際星域に接した惑星で、衛星軌道上に大きな宇宙港をいくつも抱える有名な港湾惑星だ。銀河中の多種多様な言語が飛び交い、様々な人種や民族が生活を送っている。歴史的には騎士国に編入され住民も騎士国系が多い。

 旧市街地に広がる美しい街並みや大きな城郭なども有名で、銀河中から観光客も多く訪れる惑星でもある。

 アテナはある港に降り立った。大型の艦艇が停泊するような大規模な港ではなく、小さな船舶やアストロン・フレームで旅をする人たちが利用している小さな港だ。

 ホレイショとジェニファーは見上げるような大都市が広がる市街地に来た。

 国籍や人種、民族を問わず、多くの人々が行き交う市街地をふたりは進んだ。

「運び屋の方たちは、どこにいるのでしょう?」

「彼らの大半はギルドと呼ばれる組合に所属しています。でも今回仕事をお願いするのは、もう少し荒っぽいこともできる人材を探していますから、そちらにはいきません」

「ではどちらに伺えば?」

「目星はついています。ここから少し離れていますが、すぐに到着すると思います」

 ふたりは市街地から少し外れた場所に向かった。アストロン・フレームの整備工場や武器商人たちが軒を連ねている街並みに変わっていった。

 どこか落ち着かない様子でジェニファーが周りを見回した。

「物騒な感じですね」

「市街地は商売人や観光客が多くいます。ここは少し離れた郊外ですが、民間の船団を護衛するアストロノートが多く、地元の人間か同業者しか寄りつきません。わざと物騒な感じにして観光客を追い払うつもりかもしれません」

 ホレイショは一番目立つ酒場に向かった。そこは建物の外観こそ古びているが、清掃が行き届いて不快感はなかった。

「仕事が終わった連中や暇をしている連中は、こういう場所に来ます。話が通じる連中に声をかけましょう」

 ジェニファーは頷いた。ホレイショは扉を開け、酒場の中に入った。

 酒を飲んでいるものから食事を楽しんでいるものまで、老若男女を問わずに大勢の客で賑わっていた。

「空いている席に座ってください!」

 大きく声を張り上げた女性のウェイトレスが、店内に入ってきたふたりに声をかけた。

「人を紹介してほしい。腕が立つ信頼できるやつはいないか?」

 ウェイトレスは首を振った。

「今ここにいる連中は腕自慢が多いと聞くけど、酒ばっかり飲んでいるわ。奥の席に座って待って。めぼしい人が来たら紹介するわ」

 ふたりは店内の一番奥の席に案内されると、ウェイトレスに促されるまま、料理を注文した。ジェニファーもホレイショやウェイトレスに色々と聞きながら料理を選んだ。

「このような場所で食事をするのは初めてです。みなさま、自由にお食事を楽しまれていますね」

 ジェニファーが店内で食事をとっている人々へ視線を向けている。賑やかではあるが、暴れている者や騒いでいる者はいないので、彼女の身の安全にかかわることはない。

「もしかして、うるさいのがお嫌いでしょうか?」

「そんなことはありません。平気です」

 ジェニファーは首を振った。

「店内におられる方はウェイトレスの方も含めて、私のことに気が付いていないようです。悪いことをしているみたいでドキドキします」

 ジェニファーは声を顰めながらホレイショにいった。

「誰も気が付きませんよ。このようなお店に殿下がいらっしゃるとは、夢にも思いません」

 少し離れた座席に、帝国の皇女が座っていると想像を巡らせるほどの夢想家はこの店にはいない。少なくても、この惑星にひとりもいないとホレイショは思っていた。

「お待たせしました! ご注文の品になります!」

 周囲の騒音に負けないよう声を張り上げながら、ウェイトレスが注文した料理を運んできた。

「お客さんもお連れさまも、もう少し待ってくださいね! この惑星で最高のアストロノートが、もう少し待てば来ると思いますから!」

 食卓に押し込められるように並べられた料理は、ホレイショの予想よりも大きな皿に大量に盛られていた。

「うちに来てくれたサービスよ! またお連れさんみたいな、かわいい子を連れてきてくれれば、このお店の評判も上がるわ! これからも、うちの店をご贔屓ひいきにしてね!」

 そういうとウェイトレスは仕事に戻っていった。

 目の前には想像を遥かに超えた量の料理たち。ホレイショは呆気に取られた。

「これは、たくさん用意していただけました」

「食べられるうちに食べておきましょう。次はいつ食べられるかわかりませんから、殿下もたくさん食べてください」

「そうですね。いただきましょう」

 ホレイショが頼んだのはサンドウィッチやジャーマンポテト、そして野菜を使ったサラダだった。味が想像できて、食べやすく栄養があるものを中心に選択した。

 ホレイショはジャガイモを口に含んだ。出来立てのほくほくとした食感と、ジャガイモの香ばしい香りが口いっぱいに広がり、バターのコクが彩を添えてくれた。

「美味しいです。普段食べない濃い味付けですが、病みつきになりますね」

 運ばれた料理を口にしてジェニファーは満足そうな声を上げた。食欲がないかと思われたが、食事を楽しんでいるようだ。

 ホレイショはこの機会に気になったことを聞いた。

「普段はどういったお食事を?」

「もっと静かな場所でゆっくりと食べます。従医や侍女のリリアンと一緒の時もありますが、忙しくて家族が揃うことはありません。こうした空間では、皆さまと同じ雰囲気が味わえて、自由に楽しめます。私は気に入りました」

「焼きそばやたこ焼きは食べたことがありますか?」

 いったん食事を進める手を休め、食べ物を飲み込んだ。彼女は不敵な笑みを浮かべていた。

「もちろんです。幼い頃から料理長がいろいろと作ってくれましたし、公務で訪れた先で色々な料理を振る舞ってくださいますから。もちろん、お好み焼きやイカ焼きもありますよ」

 ジェニファーは鼻高々に勝利宣言を上げた。

「そうでしたか。とんだ無礼な質問をしました。お許しください」

「苦しゅうない。許して遣わそう。わらわの寛大な心に感謝するのじゃ」

 上機嫌なジェニファーと協力し、料理を完食した。あれだけ大量の料理を平らげることができたのは、やはり空腹による効果に違いない。

「ごちそうさまでした。おいしかったので少し食べ過ぎかもしれません」

「少しは残るかと思っていました。お口にあったようで安心しました」

 食事を終えてもふたりに声はかからなかった。食卓に残った食器を回収しに来たウェイトレスに、水を注いでもらいながら話を聞くと、彼女も首をかしげた。

「いつもならとっくに来ているわ。本当、もうすぐ来ると思うから食後に甘いものでも食べていて待ってよ。少しおまけするからさ。お連れさんもそれで許してくれる?」

「もちろん。構いませんよ」

 ジェニファーは笑顔を浮かべて頷いた。

「じゃあ決まりね! すぐ持ってくるから、もう少し待っていてね! うちは甘いものも自信あるから、楽しみにしていてね!」

 ウェイトレスは食器を抱えて厨房に戻っていった。その後ろ姿を見送ると、ホレイショは呟いた。

「他の店に当たったほうがよかったのかもしれません。このまま来ないとなると、次の選択を考える必要がありそうです」

「まずは甘いものを食べてからです。楽しみですね」

 純粋に甘いものを楽しみにしているジェニファーの様子を見ていると、ホレイショはそれでもいいかと思った。食事の時間は大人しく待つことに決めた。

 しばらく待っていると、食卓に甘いものとコーヒーが届けられた。シンプルなチーズケーキにレモンが添えられていた。

「当店自慢のチーズケーキよ! お連れさんには少し大きく切ったわ。あの子はもう来ると思うわ。もう少し待ってね?」

 甘いものは店主の奥さんが担当しているとウェイトレスは語った。その技術は相当な領域にまで熟練され、聖王国で修業した店に勝るとも劣らないという。

「みんなお酒を飲んで塩味の強いものを食べちゃうから、ケーキに目をつける人は少ないのよ。常連さんたちには好評だし、これ目当てに来てくれる人もいるわ。お連れさんなら絶対気に入ってくれるよ! 食べてみて!」

 ウェイトレスは自信満々な様子で熱く語っていた。

「それは楽しみです。早速、いただきますね」

 ジェニファーはフォークを手に取りケーキを切り分けた。小さく切り分けたケーキを口元に運んで、ゆっくり味わった。そしてすぐに満足げな笑顔を浮かべた。

「甘すぎることもなく、チーズのまろやかさとレモンの酸味を楽しめます。美味しいです」

「そうでしょう。あの子もこのケーキが好きなの」

 ウェイトレスは周囲を見渡した。そして目当ての人物がいないことを確認したようだ。

「本当にごめんね。今日に限ってなかなか来ないの。仕事が終わってしばらく暇だって言っていたから、この惑星にいることは間違いないはずだけどね。もう来るはずよ、本当に待たせちゃってごめんなさい」

 ウェイトレスは申し訳なさそうに話すと、仕事に戻っていった。

「これは絶品です。宮廷でも中々食べられるものではありませんよ」

 ジェニファーは瞳を輝かせながらチーズケーキに舌鼓を打っている。やはり女性にとって甘いものは別腹かもしれない。

 ホレイショはそんなジェニファーに自分のケーキが乗った皿を差し出した。

「実は甘いものが苦手でして。俺の分も食べてくれると助かります」

「私は食事も食べましたから、これだけ食べられれば十分です。少尉も、ぜひ味わってみてください」

 ジェニファーが遠慮するならホレイショが自分で食べるしかない。彼女の話によれば宮廷でも食べられない代物で、ホレイショの苦手な甘いだけのものではないはずだ。

「そうゆうことなら少しだけ食べてみます」

 確かに一口も食べないで遠慮するのは悪いことかもしれない。

 ホレイショはフォークを持ち、ケーキを切り分けようとした。その時、誰かが座っているふたりに話しかける人影があった。

「食べてみなさい。銀河のカナタまで吹っ飛ぶわよ」

 驚いたホレイショは声の主のほうに視線を向けた。

 そこにいたのはホレイショたちも年下の10代中盤ぐらいの小柄な少女だった。美しく煌めく青みがかった銀色の髪。白い肌と整った顔立ち、そして好奇心と情熱を宿した金色の瞳は、燃え上がるような輝きを放っている。

「あなたたちが待っていてくれたのでしょう。遅れてしまって申し訳ないわ。今日は少し忙しくて手が離せない用事があったの」

 少女は太陽が煌めくようなまぶしい笑顔を浮かべた。

「初めまして。ソフィア・ヒルデガルド・フォン・ホーエンツォレルン=シュトゥットガルトよ」

「ジェニー・シェフィールドと申します。よろしくお願いします」

 ソフィアとジェニファーは握手を交わした。

 ホレイショは焦っていた。ギネヴィアが偽名を使うのであれば、自分も同じようにするべきだと思ったが、急には思いつかない。

 ソフィアの笑顔がホレイショに向けられる。名乗らないのは不自然だ。

咄嗟のひらめきは時にいい結果をもたらす。ホレイショは考える前に口を開いた。

「ジョニー・デップだ。よろしく」

「ジョニー・デップ?」

 笑顔から一転して、ソフィアは眉根を寄せた。

「連邦の人?」

「よく言われるが、帝国出身だ」

 ホレイショは自分の頭脳を呪った。咄嗟とはいえ、他の名前は出なかったのだろうか。

「今日はひとりで来たのか?」

「いつも父と行動しているわ。向こうにいる常連さんと話しているのが見えるでしょう」

 常連客とひたしげに言葉を交わす金髪の男性がいた。おそらく彼のことだろう。

「では、お父さまがアストロノートでしょうか?」

「アストロノートは私よ。父は経営や整備のことをしてくれるけど、アストロン・フレームには乗っていないわ」

「そうなのですね。失礼しました」

「よく言われるわ。気にしていないから大丈夫よ」

 常連客と話していた金髪の男性が、ソフィアを見つけて歩み寄ってきた。

 ソフィアと同じ黄金の瞳をした長身の男性は、30才中盤から後半ぐらいだろう。鍛え上げられた大きな体と控えめで清潔な服装は、誠実で信用できそうな人柄を感じさせた。

「ソフィア。この人たちは?」

「ウェイトレスさんから紹介してもらった次の依頼主よ。詳しいことはまだ聞いてないけど、私たちのことを待ってくれたみたい」

「そうか。それは失礼をしてしまった。私はミハエル・フリードリッヒ・フォン・ホーエンツォレルン=シュトゥットガルト。この子の父親で共同経営者だ」

 ホレイショは彼の名前に聞き覚えがあった。軍にいたころの記憶だ。もっとも、ソフィアの名前を聞いた時に気が付けばよかったはずだが、彼女の容姿と年齢に気を取られてしまって、苗字を見落としていた。

 蘇る記憶を抑え込み、緊張感を隠す。ホレイショは名乗った。

「ジョニー・デップです。よろしく」

 ホレイショの名前を聞いた時、ミハエルは一瞬あっけにとられたようだが、すぐに笑顔に変わった。

「そうか。ジョニー・デップというのか。覚えやすくていい名前だ」

 よろしく頼むというと、ミハエルはふたりと握手を交わした。大きく力強い、いい手をしていた。

 ホレイショは何気ないふうにミハエルに話を聞いた。

「以前アストロノートとしてご活躍していたと聞きました。騎士団や傭兵団にいたのですか?」

「そうだね。昔は騎士団にいたよ。でもまずは食事をしよう。仕事と整備で疲れたし、腹も減っている。君たちの話も聞きたい」

 ミハエルとソフィアは別のウェイトレスを呼ぶと、慣れた様子で料理と水を頼んだ。

「私が団長を務めていた時もあったが、ある失敗をして追い出されてしまった。そこから今の仕事を始めた。この子もいるし、今の仕事は結構楽しい。この子はまだ若いかもしれないが、実力は申し分ない。その点は信用してくれ」

 ホレイショの知る《《あのミハエル・シュトゥットガルト》が、太鼓判を押すならソフィアを疑う必要はなかった。

 ホレイショの心を見透かすような視線がミハエルから向けられる。手のひらに汗が滲むのをホレイショは感じていた。

「『ロイファー騎士団』だ。騎士国の歴史ある騎士団のうちのひとつだったが、帝国軍に敗れてしまった。私はその元団長だよ。ご満足していただけたかな、ジョニー・デップくん?」

「教えてくださってありがとうございます」

 ロイファー騎士団は、ホレイショが所属していた第7艦隊と戦果を交えた相手だ。

 最も巨大で、偉大な敵だった。

 ウェイトレスが料理を運んでくると、ソフィアが口を開いた。

「仕事の話は私たちの食事が済んだ後でもいいかしら? 私も父さまもおなかが減って倒れそうなのよ」

「私たちもこのチーズケーキをゆっくり食べるつもりでした。お互いに食事を済ませてから、話をしましょう」

 食事中にはミハエルとソフィアのいろいろな話を聞くことができた。ふたりは輸送船を使って銀河中を飛び回りながらさまざまな仕事をしており、その実績と経験は多岐にわたるものだった。

 ジェニファーは彼らの話に熱心に耳を傾けていた。彼らの活躍を聞くたびに店内で迷惑にならないように小さく歓声を上げている。

 食事が済み、ソフィアが大量のチーズケーキをぺろりと平らげると、ジェニファーは仕事の依頼内容を話した。話を聞き終えたミハエルは、少し難しい顔をしていた。

「なるほど。君たちは惑星アナドールに行きたいと」

「はい。できるだけ安全かつ迅速に、惑星アナドールへ」

 ミハエルは静かに話した。

「惑星アナドールは国際会議が行われる予定だ。定期便の警備体制は強化され、入国審査は厳しくなる。でも、君たちの予定はずらせない」

「火急の要件があります。会議が開催される前には惑星アナドールに辿り着きたいのです」

「それなら入国許可証を持つ業者を見つけることだ」

「入国許可証ですか?」

 ホレイショはミハエルに聞き返した。

「国際会議をしている惑星に、身元の分からない連中を入れるわけにはいかない。しかし、物流を止めるわけにもいかない。信頼できる身分であると保証するための入国許可証だ。厳しい審査に合格したものにしか発行されない」

「ミハエルさまは入国許可証をお持ちではないのですか?」

 ギネヴィアの問いに、ミハエルは首を振った。

「残念ながら持っていない。国際会議が開催されている期間だけの一時的なものだ。国際会議が終了すれば通常の業務許可証で入国できる。急ぐ用事が惑星アナドールになければ、不要の長物だ」

「そうでしたか。仕方がありませんね」

 ジェニファーは落胆した様子だった。仕事を任せるなら彼ら以上の適任者はいないとホレイショも思っていたので、ジェニファーの気持ちはわかった。

「話はまだ終わっていないよ。私から君たちに話を持ちかけたい」

 ミハエルはホレイショに視線を向けた。

「君はアストロノートだろう? 厳しい訓練と十分な経験を積んでいる。違うか?」

「ほんの少しです」

 士官学校から数えれば、ホレイショは10年以上経験がある。十分に熟練しているといっていいはずだが、正体を隠すため誤魔化した。

 ミハエルは笑って受け取った。

「ほんの少しでも結構だ。実は私たちはある人に呼ばれている。そこでちょっとした手伝いをしてもらえれば、入国許可証を入手できると思う」

「手伝いですか?」

「その通り。その人は私の友人で、惑星フェストルアンの領主をしている。彼なら入国許可証を発行できる。君たちが積極的に協力してくれれば、入国許可証も発行されるだろう。予定通りなら会議の期間中にも間に合うはずだし、やってみるかい?」

 ミハエルの試すような視線がホレイショとジェニファーに向けられた。

 ホレイショは隣に座るジェニファーに視線を向けると、彼女は首を縦に振った。

「わかりました。その提案をお受けます」

 ミハエルは笑顔を浮かべた。

「そう言ってくれて助かるよ。私たちも応援の人選に苦労していた。きっと君なら申し分ないだろう」

 ソフィアは満足げに頷いた。

「あなたたちはきっちり送り届けるわ。その分きっちりと働きなさいよ」

「わかっている。短い間になると思うが、よろしく頼む」

 ジェニファーはミハエルと握手を交わした。

「契約成立ですね」

「いい取引ができて嬉しいよ。では早速、私の友人のところに向かおう」

 ホレイショたちは会計を済ませて店を後にした。

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