35.想い
何百光年離れていれば 「それは遠い」と言えるだろう
きっと届くと信じて 思いの丈をその指先に込めよう
光の速さに追いつかなくて 「これは遠い」と絶望して
もう届かなくていいと 思いの底まで虚しくなった
「詩集 永劫」(2008~2009) 舞原 帝 @kotobauri
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