第9話

※注意。直接的な表現はしてませんが、微エロ話です。




渡辺にダイレクトアタックを決めた真希は、そのまま件の玉ブラ製作者の家に突撃する事にしたDMに反応がないので痺れを切らしたとも言う


やって来たのは転移した、家から30km程の閑静な住宅街に存在する普通の一軒家。内部に以前鑑定した人物の生命反応が確認できているので、そのままインターホンを鳴らす。


暫くして。


『……どちら様ですか?』

「こんばんわ、浦賀うらがさん。実は貴女が製作する玉ブr———『くぁせdrftgyふじこlpッッッッ⁉️ッ⁉️⁉️ッッ⁉️⁉️⁉️』」


ドタドタドカガッシャーンッ…どっ…ドタタタッ‼️


色々な倒壊音と共に、深夜の街中に響く大音響で玄関が開かれると、そこには脂汗を撒き散らして凄い表情の浦賀梢その人が。


普通にしてたら綺麗な心ではなく容姿が人という評価覗き見た際だったのに…色々残念な人っぽい。


でも面白そうで良いね!


「そっ、あえと、そ外でその事は言わないでぇっ‼︎」

「では家の中で、お話しを聞かせてもらっても良いですか?」

「う、うん、ど、どうぞ…」


先ほど打つかって倒したのだろう、転がる傘立ての横を通り過ぎリビングに案内される。女性の家だなぁと思わせる綺麗な部屋だ。


わたし子供なので勝手に椅子に座っちゃいます。


「…それで、その…貴女は子供よね?玉ブラについて何処で知ったの…?」

インターネット大嘘です。浦賀さんのTemitter…あ、DM送ったの見てくれましたか?」

「えっ」


慌ててスマホを確認する浦賀さんを尻目に、私は持ち込んだエナドリで喉を潤す。翠の三本線が前前世からのお気に入りで、結構な頻度で常飲していたけど…うん。今世でも味は変わらずとても美味しい。


この普通のジュースとは違った、ケミカルな味わいが良いんですよ。


「エッッッッッッ…⁉︎」


こくこく喉を鳴らしてると、浦賀さんが何度も交互に、私とスマホを見た。


「お、おぉお男の娘なのッ⁉️」

「そーですよ。本当かどうか…確かめてみますかぉ?」


立ち上がり、にやにやしながらスカートをたくし上げると、この為に無理して履いてきた無地の子供用ショーツ。着用者が生物学上は一応男性である真希のため、不自然にもっこり。


女性には無い膨らみを感じ取った浦賀は、鼻息を荒くしてガン見した。


無意識だろうか、手がわきわきと気持ち悪い動きをしているけど…私的には、女性から性的な目で見られる事に快感を感じてます。


「ここで小学生に手を出すと獄中ごくちゅー行きですよぉ〜w」


どこから羨なく某レクイエムが脳内を流れる。あ、まだこの曲出てないんだけっけ。確か…8年後だったかな?


「あっ………」


スカートを下げると露骨に残念な表情をしてて面白い。


やばい。メスガキっぽく振る舞うの楽しいわ。世のメスガキ達もこんな気持になりながら、オジさん達エロ漫画のを手のひらで転がしてたのかな…尚、わからされるまでがセット。


即落ち2コマだからこそ、メスガキは美しい。(名言)


それなら私も即落ちさせられる訳だけど…私は身も心も男の娘なので、女の人に落とされたいです。


澪ちゃんとか、澪ちゃんとか、澪ちゃんとかに。


澪ちゃんは加虐趣味が興に乗るとドS覚醒する大変可愛らしい女性なので、是非とも私を虐めて欲しいと思います。


おしりたたかれたい。


推しがドSならばドMになれるのが、この私です。


むふふ。


まぁそれは兎も角。


この人、小学生の私で大興奮してる大変に変態な人間だ。それでこそ、私の見込んだ人材である。ドを越した変態による変態趣味今回の場合は下着製作は、そこらの職人を超越した、その道のプロの巨匠にすら達する。


それは、事前に覗き見た作品の玉ブラの数々で明らかだ。


真希の期待値は否が応にも高まる。


「それで私の玉ブラ、作ってくれますか?」

「あのぉ…そのぉ…さ、採寸しないと作れないのです!」


鼻息が荒い。こいつただ触りたいだけの変態じゃないか。


「採寸すれば作れるんですね?」

「はい‼」(輝かんばかりの笑顔)


ということで、浦賀さん家の裁縫室下着制作室へと案内される。


部屋に入った瞬間、漂う糸や布の香りが彼女の鼻をくすぐる。壁には色とりどりの布地やリボン、レースが整然と並べられ、それぞれが独特の輝きを放っている。


異世界にレース下着服やハンカチはあったの文化がなかったので、(下着は無地のサラシの様なものだけで、下は履かないが普通。尚、赤ちゃんはオムツを着用する。)物珍しさから自然と、その多様な素材に引き寄せられる。


そういえば、あっちではレースって錬金術で作ってたんだよね。それも、超精密に模様を描くかの如くだったから、とても高級品だった。


手編み?錬金術で強引ですがなにか。

機械?そんなもん無い。


因みにレース製品を身にまとうのは、男女問わず王侯貴族達のステイタスだった。公の場に赴く時は私も着用していたよ。


なんでゴツい男前世の真希なのにひらひらで綺麗なレースを付けなきゃならんのだ…と辟易していたが、異世界では常識というかなんというか。付けないと舐められるんだよね。


”レースも身に纏えない貧乏人。本当に私達と同じ貴族なのかしら”


ってな感じでね。あのふくよかな女性は天国にご案内しました。豚みたいにデブなババァ糞ウザくて殺したわ


閑話休題。


中央には大きな作業台があり、その上には裁断済みの生地や縫製道具が整然と置かれてて、部屋の一角には、古びた足踏みミシンが静かに佇んでいる。


また、浦賀さんの手がけた作品女性下着や玉ブラもショーケースに展示されており、丁寧な仕上がりに感心する。


この部屋全体が、まさにプロフェッショナルな職人ド変態の手によって作られた特別特殊な空間であることが、ひしひしと伝わってきた。


「そ、それじゃその、ふ、服を脱いでくれないかな?」


浦賀さんが作業台より、布メジャーを取って構える。


「えぇ〜めんどくさ〜い。あ、浦賀さんが脱がして?」

「―――ッ⁉」


ゴクッと唾を飲み込む音が、静かな裁縫室に響いた。


数秒逡巡した後。震える手でクロスベルトスカートが。ハートボタンのブラウスもを剥がされ、子供用下着に見を包むだけ。丁重にブラも剥がされ、ショーツに手が掛かる。


ゆっくり、すぅっと水が下に流れるように、無抵抗に降ろされた最後の砦。


ぷるんっ


「こ、これが小学生男の娘の男の子お息子様ぉ‼」


大興奮。この光景を目に焼き付ける‼と言わんばかりに、充血した目でもって網膜に焼き付けている浦賀さんは、布メジャーで素早く採寸を開始。


「お手つきがあるのはしょうがないよね!ね⁉」

「あ、うん。採寸ですしそうですねー」


私は寛大です。なので多少弄られても動じません。


嗚呼、フェザータッチが気持ちいい。

嗚呼、荒い鼻息が擽ったい。

嗚呼、ドサクサに紛れて皮向かれた…

嗚呼、匂いかがれてるんですけど。

嗚呼っとぉ…バベル化しちゃった動じちゃった


「浦賀さん…こいつバベルをどう思う?」

「すごく…ちっちゃぃですっ///♡」

「おい」


ぴんっと斜めに反り立つ我がバベルの…おお…なんと小さきことか。


まぁ変成魔法でデカくできるけど…浦賀さん。それ男の子に言ったらガチギレされるから、やめといたほうがいいよ。という思いも通じず、直径だったり何なり隅々まで計測された。


ついでに胸囲も測られた。バベルを測ってから胸囲も同じメジャーでってちょっと複雑なんですけど。ブラも一緒に作ってくれる…ということでOK?


「はぁ…はぁ…///」

「あの終わったよね?そろそろやめてください」


と意思表示したにも関わらず、まだ触れる…所か咥えようとして来たので、”110番”が表示された電話画面を見せつけた。


「警察呼びますよ?」

「そ、それは簡勘弁してくださいぃぃっ‼」


正気に戻った。


うむ、よろしい。


「それで如何でしたか?」

「すごく…可愛かったです///」


いやソッチじゃなくて。


「あ、あああいや、その、作れます‼問題ありません‼」


真顔で通話開始しようとしたら慌てて止めてきた。


服を着直しまして。


「それじゃぁデザインしようと思うけど、リクエストはある?」

「こちらに」


何個か案を記載した紙を渡した。


――――――

・完全な女児下着の玉ブラ版(全部バージョン竿と玉込みバージョン

・ランジェリーの様な玉ブラ(全部バージョン)

・すけすけどエロレースな玉ブラ(全部バージョン)

――――――


「ほぅ…ほうほうほうっ!!Excellent‼素晴らしい‼デザインが降って、降って来ましたよぉぉぉおおおおッ‼‼‼」

「煩っさ…」


ㇲサササササっとスケッチブックに線が走る。ただ文章だけのイメージが、全集中でもって凄まじい速さで仕上がってゆく。やはり本職の人だけあってどれも秀逸な素晴らしいデザインセンスだ。


これは期待できそうだね。


私は静かに見守った。










—————————

k2(けにー)です。

♡と☆、感想をもらえると喜びます。


本作では、竿と玉とショーツの3つを統合して、名称を”玉ブラ”で統一します。他の呼び方が調べてもよくわからなかったので…


あと、ストックが尽きましたので不定期更新になります。

ご了承ください。


(感想は読みますが基本返信しません)

宜しくお願いします。

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