第8話 選挙前にブチキレてる件
最近、ニュース見てたら、アナウンサーと、評論家が一緒になって「今回の選挙は、汚職と、石破政権の信任を問うというのが争点には、なりますね」ってほぼ結論的な話し方をしているのを見た。
俺は、常々マスコミのこういうとこにブチキレる。
「は〜〜?お前ら国民に『何を基準に選びますか?あなたの争点はなんですか?』って、今回一人でも国民に聞いたのかよ!お前ら勝手に争点きめんな!例え与党がそれを争点に戦うと行ったとしても、常に争点なんて決まってないんだ。決めるのは国民なんだ。世論誘導してんじゃねえよ!バーロー!」
…って思った。俺の言っていること伝わるだろうか。常に世論は、誰かに先に結論付けられて進められている。それは政府だったりマスコミだったりする。俺はそれに疑問を持つべき。そう言いたいのだ。
俺の考えは詳しく言うと以下になる。
俺や俺の周囲の人間は政治を考えた時にまず「生活」を考えてる。
明日を安心して豊かに暮らせるのか。健康に働いて収入を得ていけるのか。将来の人生設計がたつのか否か。
まずはそれだ。
俺や大多数の国民にしてみたら、いまの選挙の争点は、間違いなくそういった生活の話になるはずなのである。
言わずもがな、失われた30年。日本型終身雇用や将来を約束された老後の年金生活なんていう人生設計のたった社会は過去のもの。不安定な非正規雇用が増加して格差の社会になった。
経済と景気は停滞し、社会保障は削られ、少子高齢化は進み、みんなが100円ショップでしか買い物できないような、大多数が貧乏みたいな社会になってる。
進歩してるのは常に「やってる感の法整備」だけ。
LGBTだとか、男女平等だとか、パワハラモラハラだとか。そういうのは言うくせに、長時間労働やサービス残業、過労死、不当労働行為には、全くザル法の労基法は、機能していない。労基署なんて無いも同然だ。
そんな新しい権利やら、美辞麗句の言葉を並べて、さも私達の人権は、生きる権利は、日々向上してますってか?
笑わせんな。それ単なる「やってる感」だろ!大した議論もされてないから内実がないんだ。
(因みにアベノミクスをやってた時の安倍総理が、側近に常々言っていた口癖は「アベノミクスの成果より大事なのはやってる感だ」であったことは、ドキュメンタリー映画妖怪の孫の中で語られている)
そんな風に考えたなら、争点はこのおかしな、歪んだ社会そのものだ。
端的に言えば、生活だ。労働の破壊だ。格差問題だ。税金の再分配が機能してないんだ。
この財政難にアメリカの要請で軍事費を2027年までに2倍に増やすなんて話は争点にならんのか?戦闘機やら兵器を爆買いして宇宙征服でもすんのかよ。それもアメリカの要らない兵器押し売りされてんだよ。
あんだけ騒いだ旧統一◯会の話は終わりか?直ぐ忘れるな。能登震災はどうなったんだ?
なんで勝手にマスコミは揃いも揃って「争点は、政権信任と汚職」になるんだ。
石破総理の信任なんて所詮いつも同じ政党の代表なんだから基本変わらないし、汚職なんてもうどんだけ昔から野放しにしてんだって。
政党助成金を税金で配当してやってんのに、企業献金もらって、パーティー集金、さらには裏金まで作る。
しかし、そんなアホな国を、政治を、いままで信任してきた国民なんだよ。そんなもん今更、争点になるかあ〜〜!(もちろん、争点の1つにはなるよ)
極論だが、政治家は勝手に私腹を肥やしたけりゃ肥やせばいい。ただ、国民にも税金を還元しろ!
繰り返しになるが、マスコミが揃いも揃って、勝手にそれぞれの国民の中にある争点を先取りして決めてしまう報道、俺はそういうのが、一番に嫌いなのである。
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