第7話 即飲みのオヤジ

 昨日夜に1人カラオケに行く。


 なんか最近行ってるのは焼き鳥屋の上の階にあるカラオケ屋だ。


 ここ親切なカラオケ店で、自らの駐車場がないものだから、有料駐車場に停めた証明を持っていくと、いつも現金で500円をキャッシュバックしてくれる。

 駐車場料金は、昼は500円かかるからチャラなんだが、昨日は、深夜料金で200円しかかからなかったから、300円儲けてしまった。ありがとうなのだ。


 ただ、帰りに駐車場の支払い機に入れるための小銭が無くて近くのセブンイレブンで5000円札を崩すため買い物をした時のこと。


 土曜日・深夜・駅前のコンビニは非常に混み合っていた。


 6人くらい並んでた。だるいけど並ぶ。

俺の前で会計してた背の高いひょろりとしたオジサンが500ミリリットルのアサヒスーパードライを購入しているのが見えた。  


 次は俺の会計だ。そこで事は起きた。オジサンは会計を終え、振り返ると、直ぐさま店内で「ぷしゅ」 って缶を開けたのだ。

 多分、購入後、0.5秒で開けたね。

 そして歩きながら、ゴクリと一口飲みながら店の外へと出ていったのである。


 「う〜むむ」


 直ぐ開けすぎやろ!

 

 ほらつまり、これ、アメリカンドッグを買ってお金渡したら、直ぐ様その場でかぶりついてんのと同じだからな。さすがにちょっとだぞ。

 


 まあしかし酒飲みなんてそんなもんか〜。

 しかしちょっと俺は驚いた。



 話はそれだけだ。


 本当に、どうでもいい話である。

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