3話 家畜
ルイ「よしっ、大体大丈夫かな?」
メルト「だいぶ完成したね」
補修が終わった建物を見て二人はそういう
メルト「それにしてもいい家があったね~」
ルイ「ああ、結構個室多いしもとは宿屋だったのかな?」
メルト「なんにしても、全員分の部屋と食堂が用意できたのはよかった」
ルイ「二人はどんなもんかな?」
そのころカイとショウは周囲の環境をしらべにいってた
ショウ「これはケアフラワーかな?」
カイ「ケアフラワーって?」
ショウ「万能薬の材料になる薬草だよ」
カイ「へー、そんなのあるんだ」
ショウ「うん。 これを育てられればいいんだけど、、、」
ショウが言いよどむ
カイ「なんかあるの?」
ショウ「難しいんだよね、とっても」
カイ「まぁ、何とかなるだろ」
ショウ「えぇ」
カイ「とりあえずやってみよう」
ショウ「わかった、、、」
ショウはカイのあまりに楽観的な考えに少し不安になった
『モー!』
カイ「えっ、なになに?」
謎の声にカイがあたりを見渡す
ショウ「あれはダイアブルかな?」
カイ「ダイアブル?」
ショウ「そう、毛皮やミルクをとれるから家畜として優秀と言われてるんだけど、野生の個体は警戒心が高いとか、、、」
ショウが説明し終わる前にカイが動き出す
ショウ「ちょっと! どこ行くの⁉」
カイはゆっくりと近づきダイアブルに触れる
『モー!』
少し抜けたような声を出したダイアブルはカイに気持ちよさそうに撫でられていた
カイ「よしよし」
『モ~』
ショウ「えぇ」
ショウはただ困惑することしかできなかった
その夜、、、
ルイ「それじゃあみんな~、かんぱ~い!」
みんな「「かんぱ~い!」」
みんなで食堂に集まり宴会を開いていた
メルト「いや~、それにしてもびっくりしたよ。
まさかあの量のダイアブルを手なずけてくるなんて」
ショウ「私もあんな簡単に手なずけてくるなんてびっくりしたよ」
あの後カイは合計7頭のダイアブルを捕まえてきたのだ
カイ「昔から動物には好かれやすかったからな」
メルト「へぇ~」
ルイ「この村の食糧庫らしいところに家畜のえさがたくさんあったから、一応育てられそうだな」
メルト「これで生きるための物資は大体何とかなりそうだね」
ショウ「冬が来たらどうしようかと思ってたけど、何とかなりそうでよかった」
翌日、、、
???「う、うう、、、」
ルイ「だ、大丈夫?」
あとがき
見てくれてありがとう
どうも皆さん珠坂千春です
さあ次回から物語がだいぶ動きそう?
ぜひ見ていただけると嬉しいです
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