枯葉

落ちる言葉に

忘れる言葉

毛布のように隠せる身体


透る音が続く

道の向こうで笑ってる暖房


逃げる約束

捨てる嘘

子どものように広がる明日


やがて光る列車

死んでも僕ら呼んでいる感動


生物として頂点を目指せ

跳んでみていい 偽善でも 失格でも


心躍るようなクズ

そんな俺でも完全を踏み締めて


葉を踏む音がする

今を生き切る

過去は量産され その上を

力強く 愛していく


例え死んでも すべてを愛していく

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