第9話 突然のヴィラン

僕は横断歩道をわたり、コンビニへの道を歩いていた。

ジャックが「るんるんるん」と鼻歌をうたっている、

コンビニにつくと、そこは、数人がはいっており、コンビニの会計所にも人が並んでいた。


「これにしよ。」

僕はさけおにぎりを手に取り買い物かごにいれる。

「私はカレーパン食べたい。カレーパン!カレーパン!」

ジャックが必死にカレーパンをせがんでくる。

「仕方ないなぁ」

そういって僕は隣のカレーパンをとり、買い物かごに入れる。


「あとは飲み物っと」


僕はオレンジジュースを手に取ると、それも買い物かごにいれた。


「ジャックは、なんか飲む?」


「私はオレンジティーの気分」


オレンジティーをもつと僕は、コンビニのレジに並んだ。


「らんらんらん。」


ジャックが、表面に花をさかせながらよろこんでいる。


そこで、少し待っていると、突然入口から、炎を纏った男が現れる。

そいつは突然指先から炎の玉をだすと、店員に向かって発射した。

悲鳴が上がる。

「なにがあった。」

僕はそっちの方を見つめると、店員が燃えて、次の炎の球がこちらにむいているこまとがわかる。

「危ない」

僕はすぐにスマート銃をとりだすと、ヴィランに向けて発射した。

だが、炎の球がちょうどあたり、火によってとける。

「天月くん!私の力をつかって!」

しかし、僕はそのまま、銃をうちつづける。

いっぱつでも当たれば大成功だからだ。

しかし、ヴィランは、それを全てかるがるしくよけるとただ邪魔といって、炎の玉を僕に向かって発射する。

僕はぎりぎりそれをよけるようにたおれこむ。

ジャックがいう。

「天月、真剣にいう。私を使え」

ジャックの言葉に多少傷ついた腕をあげながらいう。

「どうしたらいい。」

「ただ、わたしをよべ!」

僕はただ、わけもわからず、「来い、ジャック」といった。

その瞬間、ジャックの仮面が顔へといどうし、はりつく。


その瞬間僕の意識は、体からぬけでて、ぼくだったものをみる。

そこには、金色の髪の毛をした、あの男がたっていた。


「へい、ダーリン」

ジャックはそういい、ヴィランの立つ。


「なんだてめえ。どこからでてきやがった。

ヴィランが、炎を再び発車する


「もう。ダーリンったら愛してるが下手なんだから」


ジャックはそういってぶりっ子ポーズをとると彼をキラキラした目つきでみつめる。

「なめてんのか!」


また男が発射する。


「はい!炎にはこれ!水!」


パンとジャックが両手をたたく。


次の瞬間男の体の上から水がおりてきてつつみこむ。

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