第7話 仮面との朝

次の日、僕は起きるとやはりあの仮面がいた。


「おはっよー」

仮面は陽気に話しかけてくる。


「なんかたべたいんだけどさ、なんかある?」


仮面は空中浮遊しながら僕に尋ねてくる。


「卵ならあるけど。」


僕はそういって、冷蔵庫からたまごをとりだす。


「投げて!」


ジャックはそういうと黒いワープホールを出す。


「私の胃袋みたいなもん!」


「そうなの。まあいいよ。」


僕はそう言って卵を投げ入れる。


ワープホールが閉じ,ジャックが身震いする。

「うーん!おいしい!」


「それはよかった。」


僕は卵を割り、ごはんにかける。


「それもほしいなごはん!」


僕はれいとうしてあったご飯をレンジにかけ、再び開いたワープホールへとなげいれる。


「ほっかほっか!」


ジャックは、うれしそうに宙を舞う。


僕はその後仕事への支度をすると、ジャックとともに家をでた。

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