第5話 仮面の訪問
「全くあの駐在さんと来たら。」
缶ビールをあけ、リビングの間にすわる。
僕の家は、警察の独身住宅だ。
「何が、アルコール度数をら見させてくださいだ。飲んでないとわかったら、今度はちゃんとしやがって。」
あのあと僕は根掘り葉掘りきかれた。襲われた経緯を話したら納得はしたものの、僕がしょぞくしている課を見た瞬間遠い目で対応された。8カは、一般警察官から見てもただのごみくず課ということだろう。
でも僕からしたら唯一の居場所だ。
「プハー」
ビールを一気に飲み干し横になる。
アルコールがまわり、一気に体温が上がる。
酔い覚ましに買った水を手に持ち、それを飲む。
視界がクラクラする。
その時だった。
目の前に茶色い仮面があらわれる。
「コンニチハ!元気?」
僕は何が起きたかわからず、その仮面をまじまじみたあと、うしろにそりかえる。
「イヤー今日はいい夜ですねぇ」
何かわからずヴィランが何かかと思い、戸棚の本をなげつける。
しかし、仮面はスラリとかわしいう。
「私の名前はジャック。君をよみがえらせたものだ。」
その名前を聞いた瞬間酔いがさめるように記憶がもどる。
「さっそくだけど、君に用件がある。」
ジャックは、僕の顔の間近に接近していう
「私と一緒に悪魔退治をしてくれないかい」
彼の声は真剣にそういった。
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