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第13話 背徳の沼」への応援コメント


  • 編集済

     これはひどい。
     亜希子さん完全におかしくなってる。
     背徳の味がスパイスになって、変なふうに燃え上がってるんですね。
     これ、離婚したら、とたんに今の恋愛がつまらなくなるかもしれない。

    作者からの返信

    本城さん、コメントありがとうございます!

    >亜希子さん完全におかしくなってる

    不倫にハマるひとは、周りが見えなくなる方が多いように感じます(周りが見えないから不倫をするのでしょうけども……)
    「真実の愛」とやらに目覚めたらしい亜希子。
    本当の意味で目が覚める日は来るのでしょうか……

    >背徳の味がスパイス

    禁断の香りを放つスパイスですね。

    >離婚したら、とたんに今の恋愛がつまらなくなる

    本城さんの仰る通りだと思います。
    不倫だから、禁断の愛だから、こんなに燃え上がるのでしょう。
    手放して分かる本当の幸せ。亜希子の『幸せの形』は本物か、幻影か。
    今の亜希子に判断はつかないでしょうね……

    『第二章 背徳』は幕を閉じ、次話から『第三章 不義』が始まります。
    亜希子に代わり、物語を語るのは――

  • 転落の軌跡。彼女にとっての灰汁が取り払われて澄んだスープが出来ようとしておりますね。人生の厄介事を全て切り捨てた、純粋極まりない愛の形。そこには人としての尊厳も泥臭さもない。あるのは愛欲と性欲のみ。これが、亜希子にとっての、シアワセのカタチだったのですね。残念です。

    作者からの返信

    かごのぼっちさん、コメントありがとうございます!

    >人生の厄介事を全て切り捨てた、純粋極まりない愛の形
    >こには人としての尊厳も泥臭さもない
    >あるのは愛欲と性欲のみ

    亜希子はこれを「真実の愛」と呼んでいます。

    >これが、亜希子にとっての、シアワセのカタチだったのですね

    初めて不貞行為に手を染め、家に帰ってきて真一と美咲の顔を見た時に「もう二度としない、パートも辞める」と考えていれば、亜希子はまだ家族に戻ることができたかもしれません。しかし、元々精神的なセックス依存症の傾向があった亜希子は、真一以外の男に初めて愛の告白をされたことで心の隙間を突かれ、「バレなきゃイイ」という最悪の考えに至ってしまいました。

    自らを「可哀想な姫」と称す亜希子。それは本当に『幸せの形』と言えるのか。それが分かるのは、もうしばらく先の話になります……

    次話から『第三章 不義』が始まり、別の人物の視点で物語が語られていきます。その人物とは――

  • 人間なので、尊敬すべき人が現れたら、純粋に素敵だな、と感じるのは致し方のないところかもしれません。進むかどうかは人それぞれとは思いますが💦
    ただこのような「愛」のかたちは彼女自らも傷付くことになるのではないかしら、と思わずにはいられません。
    本当に愛しているのは、「相手」なのか、「相手に愛されている自分なのか」、それとも「愛していると酔いしれている自分」なのか。全てがごちゃまぜになっている頭の中で、日々「愛されている」ことに気付けなくなっている壊れたコップには、愛を注ぎいれても、ちっとも「愛」が蓄えられないのだろうな、と感じた13話でした。

    作者からの返信

    世芳さん、コメントありがとうございます!

    >ただこのような「愛」のかたちは
    >彼女自らも傷付くことになるのではないかしら

    そこに考えが至らないのが不倫の怖さですよね。
    「真実の愛」という名の幻影に惑わされ続けているのでしょう。

    >日々「愛されている」ことに気付けなくなっている壊れたコップ

    素晴らしい考察です! 身近にあり過ぎることで、その価値を見失うことがあります。壊し、捨てて、二度と手に入らないと気がついた時に、改めてその価値に気付く。ヒトは愚かな生き物だなと思います。

    亜希子は現在の幸せを捨て、新しい幸せを掴んだと感じているようですが、それはセックスを介して男という存在に依存していた過去に戻ることと同義です。
    自分は「可哀想な姫」だと真剣に語る亜希子は、はたして新しい『幸せの形』を本当につかむことができるでしょうか――

    次話から始まる『第三章 不義』は、また別の人物の視点で物語が語られていきます。その人物とは――

  • バレなきゃ何をしてもいいとか、生理の対処を娘に聞かれたのにちゃんと教えないとか、ご主人に家事を任せっぱなしとか……ヤバい人ですね。
    ここまでの人が美咲が中学生になるまでの平穏な十数年をよく過ごすことができたなぁと思います。

    作者からの返信

    海乃さん、読み進めていただき、ありがとうございます!

    >ヤバい人ですね

    他の方へのコメントの返信にも書きましたが、こんな普通ではない判断を下せてしまうのが、不倫の怖さでもあると思います。現実の世界にもいますよね、不倫相手を優先するあまり、家族を蔑ろにしたりとか、幼い子どもを家にひとり残して遊びに行くとか、子どもが邪魔だからと捨てたりとか……
    「真実の愛」とやらで周りが見えなくなってしまうんでしょうね……

    >よく過ごすことができたなぁと思います

    元々亜希子は、精神的なセックス依存症の傾向がありましたが、そんな彼女に愛を囁いたことがあるのは、真一だけでした。過去の自分もすべて受け入れてくれた真一、そして結ばれて生まれた美咲。亜希子は、美咲を大切に育ててきたと思います。

    しかし、そこに二人目が現れます。敦です。「自分を愛してくれる男が他にもいる」と感じた瞬間、敦の愛の告白が心の隙間に入り込んだのでしょう。だから、カードキーに手を伸ばしたのだと思います。

    一度堕ちれば、後は沈むのみ。
    これまでの十数年をすべて捨てて、「真実の愛に目覚めたお姫様」になってしまいました。そんな笑ってしまう彼女の考えも、本人にとっては真剣です。

    不倫の道を突き進む亜希子。
    彼女に待っているのは、本当に真実の愛なのでしょうか――

    そして、『第三章 不義』からは、視点が別の人物に変わります。
    新たな視点の物語を、ぜひお楽しみくださいませ。

  • 下東さん、おはようございます😊

    亜希子さん、自分は好き勝手なことをしているにもかかわらず、家族に対してヒステリックになるのはどうかしてますね。
    特に美咲さんに対しての態度が許せないです。
    はじめての事で不安ながら母親に相談したっていうのに、父親に丸投げって……💦
    真一さん、美咲さんの心痛を思うと辛いですね。

    作者からの返信

    この美さん、こんばんは。
    コメントありがとうございます!

    >家族に対してヒステリックになるのはどうかしてますね。

    性別問わず、現実にもこういう方が大勢いらっしゃるようです。
    浮気や不倫にかまけて家族を蔑ろにする方が……悲しい現実です。

    >美咲さんの心痛を思うと辛いですね。

    本当にそうですね。こんな件があっても、真一は美咲のためにも母親がいた方が良いと考えていました。自分が家族のバランスを取れば良いと……でも、そんな現実から目をそらすような判断が、結局美咲を深く傷つけることになってしまいました。

    そんな状況を知らず、「私は可哀想なお姫様」なのだと本気で考えている亜希子。他から見れば笑われてしまうような思考も、本人は真剣です。不倫の怖さですよね……

    そして、物語は『第三章 不義』へと続きます――

  • なんでこの旦那は2年も放置してんの?

    作者からの返信

    @tadasanさん、コメントありがとうございます!

    >なんでこの旦那は2年も放置してんの?

    これまでの物語の内容から推測するに、亜希子がパートに出始めて半年後(不倫が始まって三ヶ月後)くらいの頃は、亜希子におかしな点も少なく、まだ真一は気がついていないようです。
    一年後(不倫が始まって九ヶ月後)くらいの頃、亜希子に変化の兆しがはっきりと見えてきています。おそらくここで「何かおかしい」と真一は感じていると思います。
    さらにその半年後(不倫が始まって一年三ヶ月後)くらいの頃、美咲のことで揉めた時に、亜希子は急に離婚を切り出しました。美咲のことを考えれば別れることは最善でないと考えた真一は、疑うことを一旦忘れ、自分が家庭のバランサーとなって、我慢し続ければ家族という名の『幸せの形』を維持できると考えたようです。
    しかし、その亜希子の不貞を娘の美咲が見てしまい……

    ……1話から13話までの内容で推測するに、このような感じではないかなと思われます。

    かなり端折りましたので、真一が身動きできなかった背景や心理など、よろしければ過去のエピソードを再チェックしてみてください。
    恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

  • んんん、子供の思考回路しか搭載されてないですね。

    作者からの返信

    @kkymcnさん、コメントありがとうございます!

    >子供の思考回路しか搭載されてないですね

    「子供の思考回路」というのは、凄く良い例えだと思います。
    不倫に溺れるヒトは、まともな思考や判断ができなくなっているように感じます。「真実の愛」とやらに固執して盲信するその姿は、架空の神やルールに囚われる子どものようでもありますね。
    それでも本人は真剣なのが、不倫の恐ろしいところです……

    明日から『第三章』が始まります。
    亜希子に変わり、物語を語るのは――

  • なるほど、「妻」であることも「母」であることも捨てて「雌豚」になることを選んだか。

    よく浮気まとめで言われるのが、
    愛しい妻も優しい母も浮気した瞬間に死んだ、今目の前にいるのは愛した人の皮を被った別の何かだ。という言葉ですね。
    もしくは最初から愛した妻なんていなかった、単に本性が現れただけだ。
    亜希子はこれのハイブリッドですかね。

    だから言ったろうと会社で嘲笑れそうですよね、評判は何も間違ってなかったわけですし。

    次章はタイトルからして腐れ店長ですかな?

    作者からの返信

    @kakujc01さん、コメントありがとうございます!
    また貴重なギフトをお寄せいただきましたこと、改めて厚く御礼申し上げます。
    重ねてになりますが、本当にありがとうございました!

    >亜希子はこれのハイブリッドですかね

    このエピソードの冒頭では、亜希子はまだ反省と後悔をしています。家に帰り、真一と美咲の顔を見た時に「もう二度としない、パートも辞めよう」と考えていれば、亜希子はまだ「真一と美咲との家族」に戻れたかもしれません。
    しかし、亜希子はこの最後のターニングポイントで「バレなければ何でもアリ」と考えてしまいました。セックスに溺れていた頃に戻ることを選択してしまったのです。元々若い頃に精神的なセックス依存症の傾向があったことも、その下地になっているのかもしれません。

    >愛しい妻も優しい母も浮気した瞬間に死んだ
    >今目の前にいるのは愛した人の皮を被った別の何かだ
    >最初から愛した妻なんていなかった、単に本性が現れただけだ

    確かに、これらのハイブリッドと言えるかもしれません。
    現実の世界において、そういう方が実際に結構いるのが怖いですね……

    >だから言ったろうと会社で嘲笑れそうですよね

    課長にもなっていますし、足を引っ張ろうとするヒトからすれば良いネタですね。

    >次章はタイトルからして腐れ店長ですかな?

    @kakujc01さんの読みが深すぎて、作者の私はドキドキです(笑
    明日からの『第三章』、ぜひお楽しみいただければと思います。

  • 更新ありがとうございます。

    Heroin まさにそういう感じですよね。
    どんなに本人達が真実の愛だとか考えていようが、周りの良識ある人間からすればただ陶酔して狂っているだけなんですよね・・・。

    結局それに手を出してしまったら、地獄に連れて行かれる。

    ヴェルベッツからウォーホル繋がりでストーンズのSympathy For The Devil聴いてしまいました。ww

    作者からの返信

    @gfdloveさん、コメントありがとうございます!

    >Heroin まさにそういう感じですよね。

    このエピソードには、この曲しかないと思っていました。

    >ただ陶酔して狂っているだけなんですよね

    @gfdloveさんの仰る通りですね。現実の世界でも、不倫にハマるヒトはどこか現実が見えておらず、その「真実の愛」とやらを盲信しているように見えます。端から見ると、明らかにおかしいのですが……

    >地獄に連れて行かれる

    一方通行。そして二度とは戻れません。

    >ストーンズのSympathy For The Devil聴いてしまいました

    仮想テーマソングのラインナップにストーンズが入っていませんでした……
    エアロもなければ、ツェッペリンもない……有名どころが少ない……
    偏った選曲ですが、引き続きお楽しみいただければと思います(笑

    明日から『第三章』が始まります。
    亜希子に変わり、物語を語るのは――


  • 編集済

    ( ゚д゚)………

    出し難いバカね…
    (;´д`)
    ラリって先が見えなくなったのと、
    父親がいないから娘のようなワガママが通ると思ったのかしらねぇ…

    不倫相手が自分を選ぶと思ってるのね…
    (ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ )ハァ~
    ピロートークで離婚してアンタを選ぶとは言ってないでしょうよ…おそらく…

    実母は五十代でしょ?
    若い頃ヤンチャだったみたいだからなぁ
    ( ̄▽ ̄;)ボコラレルミライガミエルワァ

    作者からの返信

    タンティパパさん、コメントありがとうございます!

    >出し難いバカね…
    >不倫相手が自分を選ぶと思ってるのね…

    まったくだと思います。「姫」「王子様」「真実の愛」なんて言葉は、普通であれば笑ってしまいますが、「私はこんなにも愛されているのだ」と、亜希子は真剣なのです。
    タンティパパさんの仰るように、ラリっているのだと思いますが、困ったことにラリっている本人はそれに気が付かないんですよね。正常な思考や判断すらできなくなるほど、不貞の沼に沈んでいく亜希子。その沼に底は無いのです。

    >若い頃ヤンチャだったみたいだからなぁ

    亜希子の母親もこの先登場しますので、ぜひお楽しみにされてください!

    明日から『第三章』が始まります。
    亜希子に変わり、物語を語るのは――


  • 編集済

    悪癖が出て背徳の味に酔いしれ溺れて、家族を蔑ろにする。
    これはもう擁護できませんね、不貞の事実を突きつけられて正気に戻るのか?さらに醜態を晒すのか?
    どちらにしても亜希子は全てのシアワセノカタチを失い後悔する未来が見えます。(「ハーレム?」が付いているけどここまでくると亜希子との再構築は不可能、精神的に苦しんでいる美咲に新しい母親は当分無理かな。父娘揃ってトラウマ抱えそうだし) 次章も楽しみにしています。

    作者からの返信

    茶坊主さん、コメントありがとうございます!

    >悪癖が出て背徳の味に酔いしれ溺れて、家族を蔑ろにする。

    こんな物語を書いておいて、こんなことを言うのもおかしいのですが、そういう方が現実にも結構いることに本当に驚きます。これも不倫の怖さなのでしょう……

    >「ハーレム?」が付いているけど

    茶坊主さんは色々と目聡いですね! 細かなところを見ていただいていますし、作者の私はいつもドキドキでございます(笑
    私の書く物語は結構ベタなものが多いので、「あぁ、やっぱり!」というパターンが多いかもしれませんが、時々「そう来るか!」的な展開もあるかもしれません。「あれ? 変じゃね?」という展開は、もしかすると何らかの語られない理由があるのかもしれません(もしくは、私の執筆のスキル不足です)。色々予想していただきながら、本編をお楽しみいただければと思います。

    >次章も楽しみにしています。

    いつも本当にありがとうございます!
    明日からは『第三章』は始まります。
    亜希子に変わり、物語を語るのは――


  • 編集済

    もっと時間を掛けて堕ちていったのかと思いきや、殆ど即堕ちだった!?

    というか、こんな簡単に堕ちるんだったら、この事が無くとも不倫は時間の問題だったのでは?

    作者からの返信

    @yuuyaitiさん、コメントありがとうございます!

    >殆ど即堕ちだった!?

    亜希子は、セックスによって自分の価値を見出していた時期がありましたが、そんな彼女に愛を囁いたのは、真一ひとりだけです。そんな彼女に愛の告白をしたのが店長でした。おそらく亜希子は思ったのでしょう。「真一以外にも私を愛してくれる男がいる」と。だから一度限りのつもりでカードキーに手を伸ばしたのだと思います。

    >こんな簡単に堕ちるんだったら

    実は、このエピソードの冒頭の段階では堕ちていないのです。後悔に打ちひしがれているのは、そのせいです。
    問題は、家に帰ってきて真一と美咲の顔を見た時に「もう二度としない、パートも辞める」と考えず、「バレなければ何でもアリ」と考えたことでしょう。彼女はセックスに溺れていた頃に戻ることを選択してしまいました。
    一度沼にハマってしまえば、後は沈むのみ。二年弱をかけて、ゆっくり堕ちていきました。

    >不倫は時間の問題だったのでは?

    そこは何とも言えません……。もしも亜希子がパートに出なかったら、もしも一度目の不貞行為に深く反省と後悔をしていたら、こんな状況にはなっていなかったかもしれません。それでも@yuuyaitiさんの仰る通り、時間の問題だった可能性も否めませんね……

    亜希子の物語は一旦幕を閉じ、明日からは『第三章』が始まります。
    亜希子に変わり、物語を語るのは――


  • 編集済

    おー、もはやただのクソ女に…
    これで後悔するとかなっても同情できない
    なぁ

    気持ちよさもないのに、これだけになるのはただ自分に酔ってますね〜

    今後も楽しみです^_^

    作者からの返信

    @tnka3さん、コメントありがとうございます!

    もはや手遅れの様相を見せています……

    >気持ちよさもないのに、これだけになるのはただ自分に酔ってますね〜

    これも不倫の怖さなのだと思います。
    本編にもあるように「姫」「王子様」「真実の愛」だなんて、普通であれば笑ってしまうようなこんな考えも、亜希子にとっては真剣な思いなのです。だから、家族をあそこまで蔑ろにできるのでしょう。

    >今後も楽しみです^_^

    いつも本当にありがとうございます!
    明日からは『第三章』が始まります。
    物語を語るのは誰なのか。ぜひお楽しみにされてください!