これは、この誘いはきっぱり断らないといけないのに。
本当は、誘う店長が悪いんですがねー。
この店長、事が奥さんとかに知れたら「あっちが誘惑してきた」って言いますよ、きっと。
作者からの返信
本城さん、コメントありがとうございます!
>この誘いはきっぱり断らないといけないのに
本城さんの仰る通りだと思います。
一度は断った敦も、結局高月さんの甘言と誘惑に乗ってしまいました。
敦が大きく変わってしまったトリガーを引いたのは、高月さんでした。
>「あっちが誘惑してきた」って言いますよ、きっと。
実際言いそうな気がします(笑
何かに目覚めた敦。
高月さんとの関係によって変わっていく彼がとって行動とは――
何でやねん!
作者からの返信
オカンさん、コメントありがとうございます!
そう仰る気持ちは、もの凄くよく分かります。
実際、私もそう思います。
身体を重ねることで自身の価値を見出していた亜希子ですが、真剣に愛を囁いてくれたのは真一だけでした。そんな亜希子への愛の告白は、心の隙間にスッと入り込んでしまったのでしょう。それは大学入学直後の新歓コンパで先輩についていったのと同じように……
それでも一度限りのつもりの亜希子。
それが不貞行為に溺れるようになったトリガーは何だったのか。
次話、『第二章 背徳』最後のエピソードとなります。
現在に至るまでの亜希子の心境の変化を描きます。
亜希子はいったい何を考えているのでしょうか――
編集済
更新ありがとうございます。
口説いた理由が愛だろうと肉欲だろうと他者を不幸にする行為は許されないと思います。
原罪は口説いた側にあると思うのです。
その観点から見ると亜希子も被害者ではあるんですよね・・・
でも自分から堕ちた訳で、胸は痛いですがこの先の因果応報は仕方ないのかなと思います。
一章の変わりぶりを見ると、まぁマトモとは思えませんが、離婚したかったのかもしれないですしね。
この話を読んでLou ReedのTransformerってアルバムが頭に浮かびました。あの時代のあの人達って狂ってますよね。
作者からの返信
@gfdloveさん、コメントありがとうございます!
>原罪は口説いた側にあると思うのです
>その観点から見ると亜希子も被害者
その視点の分析は、凄く興味深いです。そういう視点で考えてはいませんでしたが、次章でそれはある程度明らかになると思います。
>一章の変わりぶりを見ると、まぁマトモとは思えませんが
この段階では、亜希子も一度限りのつもりだったようです。
それが不貞行為に溺れるようになったトリガーは何だったのか。
次話、『第二章 背徳』の最後のエピソードとなります。
現在に至るまでの亜希子の心境の変化を描きます。
今、亜希子は何を思うのか――
>この話を読んでLou ReedのTransformerってアルバムが頭に浮かびました
本当に偶然なのですが、明日公開のエピソードの仮想テーマソングは、ヴェルヴェッツです。
下東さん。
うわぁぁぁ、食事だけでは終わらなかったのですね。
安定したやすらぎの家庭があるのに、何故に乗ってしまったのでしょう。
相手にも家庭があるっていうのに誘う方も誘う方ですね。
作者からの返信
この美さん、コメントありがとうございます!
>食事だけでは終わらなかったのですね
はい、食事だけでは終わりませんでした……
>何故に乗ってしまったのでしょう
亜希子の過去に大きく関係していると思います。
身体を重ねることで自身の価値を見出していた亜希子ですが、彼女へ真剣に愛を囁いてくれたのは、真一だけなのです。
そんな亜希子への愛の告白は、しっかりと心の隙間に入り込んだのでしょう。「自分には真剣に愛を囁いてくれる男性が真一以外にもいる」と。その答えがカードキーに手を伸ばす、ということなのだと……
>誘う方も誘う方ですね
普通ではないですよね……。
店長側もまた何らかの物語を背負っているようです。
『第二章 背徳』は、次話が最後のエピソードとなります。
現在に至るまでの亜希子の心境の変化を描きます。
亜希子が不倫に溺れることになったトリガーとは――
もともと貞操観念とかが緩い女性だったんですねー
会社であれだけ後悔したのに…
喉元過ぎれば熱さをなんとやら、ってやつですね
まあ幸せすぎて調子に乗っちゃったというのもあるかもしれない。
それにしても不倫と家族と、どちらもちゃんとしておけばいいのに…
家族を蔑ろにするのはいただけないですね 笑
作者からの返信
@chiochimorinさん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
>もともと貞操観念とかが緩い女性だったんですねー
確かにそうですね。セックスによって自身の価値を見出していた亜希子は、ある意味セックス依存症に近いのではないかと感じます。
>喉元過ぎれば熱さをなんとやら、ってやつですね
@chiochimorinさんの仰る通りです。
幸せが当たり前にある日常に、過去の出来事は忘却の彼方へ置き去りにしてきたのかもしれません。絶対に忘れてはいけないはずなのに……
>まあ幸せすぎて調子に乗っちゃった
幸せすぎて、幸せの価値を忘れてしまったのかもしれませんね。
真一の優しさに『幸せの形』を見出していたはずなのに……
>家族を蔑ろにするのはいただけないですね
これが不倫の怖さだと思います。
現実世界においても、不倫相手を優先するために家族を蔑ろにするヒトが実際にいます。常軌を逸した思考と行動、普通ではありませんよね……。
次話にて『第二章 背徳』は終わりを迎えます。
現在に至るまでの亜希子の心境の変化を描きます。
今、亜希子は何を思うのか――
これはいけないな。本当に愛しているなら自分の家庭をちゃんと清算するべきでしょう。この男、糞ですね。そしてその手にまんまとらひっかかる人も同様。
そのたった一度がとても大切。麻薬に手を出すのと変わりない。あとは落ちるところまで堕ちるだけ。(*´ェ`*)魔が差した、と悪意とその両方だったみたいですね。どっちもどっちだ。
作者からの返信
かごのぼっちさん、コメントありがとうございます!
>自分の家庭をちゃんと清算するべきでしょう
はい、それが筋のはずですよね。
>この男、糞ですね。
>そしてその手にまんまとらひっかかる人も同様。
亜希子は、これまで愛を囁いてくれたヒトが真一しかいませんでした。そんな彼女への愛の告白は、心の隙間にスルリと入り込んできたのかもしれません。だからこそ、セックスによって自身の価値を見出していた亜希子は、カードキーを手にしたのでしょう。
>そのたった一度がとても大切。麻薬に手を出すのと変わりない。
>どっちもどっちだ。
かごのぼっちさんの仰る通りですね。
しかし、この時点では亜希子も一度限りのつもりだったようです。
それが不貞行為に溺れるようになったトリガーは何だったのか。
次話、『第二章 背徳』最後のエピソードとなります。
現在に至るまでの亜希子の心境の変化を描きます。
今、亜希子は何を思うのか――
(ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ )ハァ~
実の娘、実母から蔑まれて生きていくのかぁ…
作者からの返信
タンティパパさん、コメントありがとうございます!
>実の娘、実母から蔑まれて生きていくのかぁ…
前のコメントと同じことを書いてしまいますが、それも不倫の怖さかなと思います。普通で考えれば、お腹を痛めて産み、これまで大切に育ててきた娘に蔑まれて生きていくなんて、絶対に耐えられないと思います。
それでも現実世界において、娘や息子を捨てて不倫相手に走ったり、不倫相手を優先して家族を蔑ろにしたりする親がいます。子どもが負う心の傷は如何ほどでしょうか……悲しい現実ですね……。
初めて不貞行為に走った亜希子。たった一度のつもりが、それに溺れることになったトリガーは何だったのか。
次話、現在に至るまでの亜希子の心境の変化を描きます。
そして、次章へ――
編集済
求められて「昔の悪癖が目を覚ました」方でしたか。
そしてそのままズルズルと、背徳の味がスパイスとなって嵌っていくパターンですね。。W不倫という最悪のカタチになり亜希子の破滅は確定と。
(店長の姓が松永で店名がスーパーマツナガ、一族経営かな?父親が社長で兄が専務とか。奥さんと折り合いが悪いなら、見合い結婚で婿養子の可能性も)
作者からの返信
茶坊主さん、コメントありがとうございます!
またたくさんの作品をお読みいただき、大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。本当に感謝でございます!
>求められて「昔の悪癖が目を覚ました」方でしたか。
元々亜希子はセックスによって自身の価値を見出していました。加えて、真一以外に愛を囁かれたことがありません。そんな亜希子にとって愛の告白は、キモいと思うより先に心がときめいてしまったのでしょう。「真一以外にも真剣に自分を求めてくれる男性がいる」のだと。
>亜希子の破滅は確定と。
今回のエピソードの時点では、一回限りのつもりだったようです。
それが不貞行為に溺れるようになったトリガーとは何だったのか。
次話、『第二章 背徳』最後のエピソードになります。
そこで語られる現在に至るまでの亜希子の心境の変化。
お楽しみいただけましたら幸いです。
>店長の姓が松永で店名がスーパーマツナガ、一族経営かな?
茶坊主さんはそこに目が行きましたか。
そのあたりも直に語られることになりますので、色々とご想像いただきながらお待ちいただければと思います。
編集済
チャラ男キモいなぁ、後悔するまでが楽しみだ^_^
そして亜希子チョロすぎる…
背徳と言うからには、真一さんを裏切るというスパイスが必要だと思いますが
その相手がいなくなった時、どうなるのか見ものですね
作者からの返信
@tnka3さん、コメントありがとうございます!
>チャラ男キモいなぁ
キモいですよね。それが普通の感覚だと思います。
ところが、真剣に愛を告白されたりすると、それがほんの小さな心の隙間に入り込んできます。特に、セックスによって自身の価値を見出していた経験があり、真一以外に愛を囁かれたことのなかった亜希子からすると……
>そして亜希子チョロすぎる…
……そうなってしまうのではないかなと。
>背徳と言うからには、真一さんを裏切るというスパイスが必要
亜希子にその意識はなく、あくまでも一回限りと考えているようです。
この時点では――
一回限りにはならなかった不貞行為。
そこに至るトリガーは何だったのか?
次話、『第二章 背徳』最後のエピソードとなります。
現在に至るまでの亜希子。その心境の変化とは――
なるほど、家族に起きた悲劇が鮮明に丁寧に描かれていますね!(なんかAIみたいになっちゃった)
亜希子さんは元来誘惑に弱い性格なんですかね。
不倫や浮気をする人には2通りあるというのが持論なのですが、1つは生まれながらにして恋と色欲に酔って生きることに価値をおいて優先し、状況次第で(今回ならパートの上下関係を気にして)転がるタイプ。もう1つは病気(依存症、パーソナリティ障害など)かな、と。亜希子さんの場合は求められるまではセックス三昧でもなかったので、前者かなあと予想し……つつ読み進めます!
作者からの返信
伊藤さん、コメントありがとうございます!
>家族に起きた悲劇が鮮明に丁寧に描かれていますね!
そのように仰っていただき、ありがとうございます!
>亜希子さんの場合は求められるまではセックス三昧でもなかったので、
>前者かなあと予想
元々亜希子は、学生時代にセックスによって自らの価値を見出すような傾向がありました(第9〜11話)。それは性的な快感を求めてではなく、心の充足を求める、ある意味精神的なセックス依存症といえるかもしれません。亜希子が不倫に走った下地はここにあるように思います。
亜希子は一体どこに向かおうとしているのか。
ぜひ色々予想しながら、お読みいただければと思います。
お楽しみいただけましたら幸いです。