そう、大人は情けないものなんです。
それを大人になってから気づくんですよー。
あ、かといって浮気肯定してないですよん。
作者からの返信
本城さん、コメントありがとうございます!
浮気や不倫に限らず、子どもから見ておかしい・イケナイと思うことを大人はしてしまいますよね。まるでそれが大人の証であるかのように……。
「ガキ」という言葉で正論を否定する前に、愛香のパパのように子どもの素直な気持ちや正論を傾聴する耳を大人は意識して持たなければいけないのかもしれませんね。子どもたちを前に胸を張って生きたいです。
今回たまたま美咲ちゃんの母親だったけれども、本来男性の方が多いと思われる浮気。愛香ちゃんは将来その見極めが出来るだろうか。美咲ちゃんはここから人間不信になるだろう。これが、反面教師となって自身に昇華出来るならばいつかは克服出来るかも知れません。しかし信じていたひとつの幸せの形の崩壊を、観ている以上、何一つ自信は持てないことでしょう。ここがどん底であるならば、そこに立って進むだけですが、先ず立ち上がる事ができるかどうか。きっとお母さんと話をすることになるだろう。その時母親が何を言うのか、それをどう受け止めるのか、父親はそれぞれどのように向き合う選択をするのか。課題はまだまだたくさんあります。中学1年生。受け止める現実としてはかなり衝撃的で残酷なまでに生々しい。
ここからが作者の正念場。頑張ってください。
作者からの返信
かごのぼっちさん、コメントありがとうございます!
>愛香ちゃんは将来その見極めが出来るだろうか
スマートフォンから溢れるインターネットからの性の情報。今や小学生がパパ活でお金を稼ぎ、望まぬ妊娠をしてしまう時代です。こんな時代だからこそ、親と性の話ができる環境作りが大切ではないかなと、そんなことを考えながらこのエピソードを書かせていただきました。
>信じていたひとつの幸せの形の崩壊を、観ている以上、
>何一つ自信は持てないことでしょう
>受け止める現実としてはかなり衝撃的で残酷なまでに生々しい
思春期という心が一番敏感な時期に直面した家族の崩壊。
その目で見てしまった母親の不貞の現場。
美咲の心は想像を絶するような状態に追い込まれていると思います。
立ち直ることはできるのでしょうか――
>ここからが作者の正念場。頑張ってください。
ありがとうございます!
ご期待に添えるよう、頑張ります!
こういうとき一番傷付くのは子どもなのに、不倫に走った女性は自分が母親だということを忘れている。忘れさせるようないいものがあるのか知りたいです。
作者からの返信
オカンさん、コメントありがとうございます!
>こういうとき一番傷付くのは子ども
それを忘れて不貞行為に走る方が多いですよね……
>不倫に走った女性は自分が母親だということを忘れている。
>忘れさせるようないいものがあるのか知りたいです。
不倫に走っているヒトは、ある意味正気を失っているのでしょう。
冷静に考えれば、それが破滅への道であることは間違いないのに、その道へ自ら進んでしまう……禁断の恋に酔っているのか、不倫という麻薬に溺れているのか……。
下東さん、こんばんは😊
愛香ちゃんとお父さんも美咲ちゃんのお母さんの浮気現場に偶然居合わす形になって、ともに苦悩することになりましたね。
でも、愛香ちゃんはお父さんとこうした性のタブーともいえる言いにくいことを父娘と真剣に話し合える関係は凄いと思います。
美咲ちゃんは相当の苦しみを味わっているようなので、この父娘の存在は有難いですね。
作者からの返信
この美さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
>愛香ちゃんはお父さんとこうした性のタブーともいえる
>言いにくいことを父娘と真剣に話し合える関係は凄いと思います。
昔はタブーにしていても良かったのだと思います。しかし、スマートフォンを通じてインターネットから性の情報が溢れ返り、小学生がパパ活してお金を稼いだり、望まぬ妊娠をしてしまうような今、この父娘のような関係はとても大切なように思います。デリケートな話題だからと話をそらしたり、怒ったりするのではなく、一緒に性の問題を考えられる親子関係が増えてくれるといいなと、そんなことを考えながら書かせていただきました。
>この父娘の存在は有難いですね
美咲の心の支えになっていると思います。
しかし、美咲の心の傷の深さは想像以上のようで――
巻き込まれたこの父娘が本当に可哀そうと言うか何というか、中1の娘さんにアレはきついでしょうしね。
まあ一番つらいのは美咲の方でしょうが。
サレ側から行くと中々再構築も難しい状況ですし、今の現状だとシタ側も不倫脳で狂ってる時期でしょうし、一旦は離婚への流れかな?
シタ側視点もそろそろ見たくは有りますが。
作者からの返信
@31a43d118rさん、コメントありがとうございます!
>中1の娘さんにアレはきついでしょうしね
キツすぎですよね。ショック以外の何物でもないです……
>まあ一番つらいのは美咲の方でしょうが。
どんなに邪魔者扱いされていても母親ですからね……
>シタ側視点もそろそろ見たくは有りますが。
もう間もなく第一章が終わりを迎え、視点が変わった第二章へと続きます。
もしかすると、@31a43d118rさんが考えてらっしゃる視点変更とは少し違うかもしれませんが、お楽しみいただけましたら幸いです。
編集済
個人的に亜希子さんの浮気はカラダの浮気のような気がします。そういう切り口で物語を書かれていくのかなぁ。
性的欲求に限らず、自分の欲望をコントロールするというのはとても大事なことですよね。
理性と感情が人を形成させているのですから。
欲望のまま生きたら、人は破滅します。
性欲の代償行為として夫と娘への愛情に昇華出来ればよかったのに。
とにかく物語の行く末を見守らせて頂きます。
頑張って下さい。
選曲はこれ以上ないくらいに最高だったと思います
久しぶりにDe La Soulが聴きたくなりました。
作者からの返信
@gfdloveさん、コメントありがとうございます!
>そういう切り口で物語を書かれていくのかなぁ。
本作はそのあたりまで踏み込んで書いてみました。
浮気や不倫という不貞行為のその先にあるモノ、そしてその背景や心の動きを自分なりに描写してまいりますので、ぜひそういった「切り口」という視点でもご覧いただければと思います。
>欲望のまま生きたら、人は破滅します。
@gfdloveさんの仰る通りです。
しかし、それでも破滅への道を選ぶヒトがいます。
浮気や不倫に溺れるヒトは、ある意味正気を失っているのでしょうね……
>性欲の代償行為として夫と娘への愛情に昇華出来ればよかったのに。
本当ですね……
>選曲はこれ以上ないくらいに最高だったと思います
>久しぶりに De La Soul が聴きたくなりました。
ありがとうございます!
近況ノートにも書いたのですが、私の選曲は……
1. 歌詞から連想するイメージがエピソードと合っている
2. 曲の感じがエピソードと合っている。
3. 単に自分が好きなのでエピソードに合わせた。
+ 一度出したアーティストは以降使わない。
……という結構デタラメなところのある選曲です。
そんな選曲ですが、ぜひ@gfdloveさんが考える選曲と合うか、楽しみながらご覧いただければと思います。
All Good? / DE LA SOUL feat. CHAKA KHAN
https://www.youtube.com/watch?v=5vBh6Hc1_q4
編集済
愛香父も大変ですね、愛娘の真剣な問いかけに対して懸命に誠実に答えを導き出して。美咲の苦しみに対して何もできないもどかしさと目撃者となってしまった事に関しての苦悩が伝わってきます。
この苦しみを与えた亜希子視点の話を今から楽しみにしています。
そして最終的にどのようになるのかも。
作者からの返信
茶坊主さん、コメントありがとうございます!
>愛香父も大変ですね
まさか、遊びに行った帰り道にあんな光景を目にするとは思わなかったでしょうし、しかも美咲と娘の愛香までそれを見てしまって……
愛香からの真剣な問いに、親として真剣に答えはしたものの、大人の情けなさを突きつけられ、本当に心が苦しいと思います。
>この苦しみを与えた亜希子視点の話を今から楽しみにしています。
この第一章はもうまもなく終わりを迎え、視点が変わった第二章へと続きます。単に浮気相手が好きだとか、セックスが好きだとか、そういうことではなく、その先にあるモノやその背景を描きたいと考えております。
『幸せの形』を求めるひとたちの物語。
彼らに待ち受けるのは――
子どもが親の不倫を目撃してしまう、というのはかなりショックでしょうね。
まず、多感な時期なので、性事情に対して受け入れるのが難しかったり、両親の性に対してでもモヤモヤしてる時期かもしれないと思いました。性に関することを父親に率直に話すことができるのはすごいことですね。考えさせられます。
不倫に対して容認派ではないんですが、『不倫は文化』みたいに、大昔の日本では、性に大らかだったと何かで聞いたことがあります。夜這いとか雑魚寝という文化や風習があって、『不倫絶対駄目』という強い道徳観が無かった分、悩みが葛藤やタブーも現代ほど少なくて済んだのかもしれないという事が思い浮かびました。
続きを楽しみに読ませていただきます!
作者からの返信
海乃さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
>かなりショックでしょうね
ショック過ぎると思います。海乃さんが仰る通り、美咲は思春期で心が一番敏感な時期と言えます。そこで直面した母親の不貞の現場。子どもにとって一番信頼を寄せられる存在である「家族」が「嘘」だったのです。美咲の心は深く傷付けられたと思います。
>性に関することを父親に率直に話すことができるのはすごいこと
スマートフォンからインターネット上の不確かなで過激な性の情報が溢れ返る現代、セックスをタブーにしてはいけないように感じます。小・中学生に性行為を教えろということではなく、正しく性を学べる環境作りが大切かなと思います。愛香のパパのように、子どもの「セックス」という言葉に過剰に反応するのではなく、きちんと性について話し合える親子関係が望ましいのではないでしょうか。それが望まぬ妊娠などで泣くことになる女性の数を減らすことにもつながるのではないかなと…… そんな私なりの考えや祈りを込めて、このエピソードは書かせていただきました。
心を深く傷付けられた美咲。彼女は立ち直れるのでしょうか。
そして、この最悪の事態に、真一はどう判断を下すのか――