真一お父さん、離婚は避けたいんですか……
うーん、奥さんが改心すれば、奥さんを許せる、ってことですかね。
娘さんのほうが、お母さんを許せなくて、我慢できなくなるほうが早い気がします。
作者からの返信
本城さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。いつも本当に感謝でございます!
>離婚は避けたいんですか……
>奥さんが改心すれば、奥さんを許せる、ってことですかね。
どうもその様子ですね。
真一が亜希子と築き上げてきた『幸せの形』を、美咲のためにも壊したくないと、そんな風に思っているのかもしれません。でも、その思考はどこか保身的であると言えなくもありません。
>娘さんのほうが、お母さんを許せなくて、
>我慢できなくなるほうが早い気がします。
真一に欠けているのは、その視点なのだと思います。
美咲のために自分が我慢すればいい。
でも、それは本当に美咲のためになっているのでしょうか……?
大きく揺らいでいく家族の絆。
真一は、どんな判断を下すのでしょうか。
そして、亜希子の不貞の現場を見てしまった少女たちの心は、激しく動揺しています。美咲の心は大丈夫なのでしょうか――
実際に不倫されても「子どものため」に再修復をはかる例はあるようですね……。
それが本当に子どものためになるのかはわかりませんが。
愛香ちゃんとそのパパが良い人なのが救いですが、真一の行動次第ですべてが壊れてしまう可能性もあるわけでして。
まあ、どのみち美咲ちゃんはもう限界でしょうね……。
作者からの返信
七草さん、コメントありがとうございます!
>それが本当に子どものためになるのかはわかりませんが。
七草さんのこの言葉がすべてを物語っているように思います。
「子どものための再構築」、それは本当に子どものため?
大人の考えと都合に振り回されるのは、常に子どもたちなのです。
>真一の行動次第ですべてが壊れてしまう可能性もあるわけでして。
真一は、どうも現実から目をそらしたいように見えます。
幸せだったあの頃を忘れられないのかもしれないですね……
>どのみち美咲ちゃんはもう限界でしょうね……
思春期という一番心が敏感な時期に直面した過酷な現実。
美咲の心は破綻寸前だと思われます。
この最悪な状況に真一はどう決断するのでしょうか――
いいですね。物事をすっぱり切り捨てられない旦那。優しさからなのか、正義感と言うか、一度は愛した女性への情というか、慈悲を見せることで、より色濃く母親をどす黒く浮かび上がらせることでしょう。そして審判を下せる武器は手に入れたのだから、決断を下すのは簡単だと言う余裕もあるのかも知れないが、彼の持つ嫌悪が狂気となって膨れ上がらない事を祈ります。二次災害に繋がりかねないですからね。しかし、一番に考えるべきは娘さんの幸せ、これをおいて他にはないでしょう。どうなるのか、気になりますね。
作者からの返信
かごのぼっちさん、コメントありがとうございます!
真一は、現実から目をそらしたいようにも見えます。
幸せだったあの頃をどうしても忘れられないのかもしれません。
だから、すぐに決断が下せないのでしょう。
>一番に考えるべきは娘さんの幸せ
真一自身はその考えに則って行動・思考しているつもりが、どこか自己保身に走っているようにも感じます。かごのぼっちさんが仰ることの本当の意味。真一は気付くことができるでしょうか――
下東さん、こんばんは😊
真一さんも薄々は気づいていたのですね。
それはそうですよね。
今までとはすっかり変わってしまった亜希子さん。
娘まで辛い真実を知ってしまった今は、真一さんも決断の時が来たのかもしれませんね。
出来ればやり直せたらいいけど、こうなってしまったら難しい問題ですね。
作者からの返信
この美さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
>真一さんも薄々は気づいていたのですね。
あれだけ変わってしまえば、当然ですよね。
しかし、「家族」という『幸せの形』をどうしても守りたい真一は、そんな状況から目をそらし続けてきたのかもしれません。
>真一さんも決断の時が来たのかもしれませんね
それでも「家族」の崩壊をどうにかしようと考える真一。
しかし現実は、真一が考えているよりも深刻な状況にあります。それに真一が気付くことができるのか。真一の決断は――
編集済
この旦那甘いな。
嫁はとっくに妻も母親も辞職してるんだが。
流石に嫁の浮気に気付いてた様だが、娘さんとの関係がそもそも悪い中、その事注意して逆切れ離婚だー話の段階で覚悟すべきだったのに、娘さんの事考えて深く詮索せずした結果がこの最悪事態だが。
又、自分の両親居ないで預けられないのはまだしも嫁の親族頼るとかバカも大概だわ、あくまで義母は嫁の親で、最悪敵に回るとか、何なら孫娘囲い込む可能性も有るとか考えなよ。
きちんと娘と話し合い、さっさと方向性決めろや(まあ離婚しかないけどね、娘ちゃんが無理だろ)。
このでもでもだっての結果、娘は親友の家の子(乃至後妻)になり、父親はシングル、嫁は店長の情婦か妻(もしくは石鹸の国に住人)になる、シアワセノカタチとかだとブラックジョークだろうが。
作者からの返信
@31a43d118rさん、コメントありがとうございます!
>この旦那甘いな。
そうですね。実際、現実から目をそらしているのかもしれません。
「家族」という『幸せの形』を何とか守ろうとしているのですが、それはある意味保身的な行動とも言えます。
現実は、はるかに深刻な事態に陥っています。それに真一が気付けるのか。それとも目をそらし続けて、妻が正気に戻るのを待ち続けるのか。
>このでもでもだっての結果
>シアワセノカタチとかだとブラックジョークだろうが
仰る通りですね。
真一は、そんな現実に向き合うことができるでしょうか――
修復なんて無理でしょう。
美咲は傷ついているのに。
真一の甘さ、緩いとさえ思える感じに憤っています。
さあ、どうなるのでしょう。
また難しいテーマを選びはりましたね。
作者からの返信
オカンさん、コメントありがとうございます!
また大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。本当に感謝でございます!
>真一の甘さ、緩いとさえ思える感じに憤っています。
瓦解していく「家族」という『幸せの形』を何とか守ろうと考えている真一。
しかし、オカンさんの仰る通り、現実は真一が考えているよりも深刻な事態に陥っているのです。
はたして真一はそれに気が付くことができるでしょうか――
>また難しいテーマを選びはりましたね。
はい、単なる浮気・不倫モノの話にはしたくなかったので、自分なりに掘り下げていきながら、単純に浮気相手が好きだとか、そういうことではなく、その先にあるモノやその背景を描ければと頑張ってみました。
まもなく第一章が終わりを迎え、違う視点で語られる第二章へと続きます。
『幸せの形』を求めるひとたちの物語。楽しんでいただけましたら幸いに存じます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
編集済
縋る希望。
良織的な人ほど、食い散らかされる現実。
レディオヘッドのJUSTを送りたいです。
物語の流れはデイブ・グロールの歌声の勢いのようにハリボテが剥がされていくのかなと思いました。
ドキドキしながら読ませて頂いてます。
作者からの返信
@gfdloveさん、コメントありがとうございます!
>良織的な人ほど、食い散らかされる現実。
正直者が何とやらと言いますが、それが現実ですね。悲しいですが……
>レディオヘッドのJUSTを送りたいです。
"Just" の歌詞のように因果応報となるのか。
馬鹿を見る者がただ泣くことになるのか。
ただひとつ言えるのは、真一が考えているよりも現実は深刻な状況にあるということです。真一はそのことに気がつくでしょうか――
編集済
美咲の気持ち次第かな、美咲は現状母を嫌っているから再構築は難しい。
離婚をまだ考えられないなら亜希子と別居をして冷静に考える時間を設けるしかない。最終的には美咲の心を優先するのが親としてのけじめだと思うけど...
作者からの返信
茶坊主さん、コメントありがとうございます!
>美咲の気持ち次第かな、美咲は現状母を嫌っているから再構築は難しい。
美咲の心は破綻寸前のようですし、厳しいかもしれませんね……
>最終的には美咲の心を優先するのが親としてのけじめ
茶坊主さんの仰る通りだと思います。
真一も同じ気持ちのようですが、何とかもう一度「家族」という幸せの形を築き上げたいと、それが美咲のためにもなるはずだと考えているようです。
しかし、現実は真一が考えているよりも深刻なのです。
真一はそれに気がつくでしょうか――
愛香さんのお父さんから、あられもない妻の行動を聞いても、離婚を回避したい真一さん。
家事も育児も放棄した妻に、何の未練があるのでしょうね?
美咲さんと二人で家事をしてきて、きちんとできているなら、傷付けてくるだけのモンスターはいらないですよね。
作者からの返信
堀内さん、読み進めていただき、ありがとうございます!
>離婚を回避したい真一さん
>何の未練があるのでしょうね
真一としては、美咲のためにも、あんな母親でもがいた方が良いと考えているようです。
が、その一方でどこか保身的というか、過去の幸せは取り戻せるはずだと、現実から目をそらすような傾向があるような気がします。きっと亜希子は目を覚ますはずだと……
>傷付けてくるだけのモンスターはいらないですよね
真一がそこに築けるかどうかがポイントですね。
もう一度『幸せの形』を築き上げたい真一。
はたしてそれは現実に即した考えと言えるのか。
真一の苦悩は続きます――