応援コメント

第3話 異界」への応援コメント

  • 異界の中の草木は異界特有の植物なのでしょうか、それとも単に広がった異界に取り込まれているだけなのですかね
    外国の異界では淀んだ魔力から悪魔が生まれ、人の無意識からその形を取るとのことですが、異界に現れる存在はその国や土地の人々の思念や認知によって姿形が変化するのでしょうか?
    日本では悪魔よりも鬼の方が認知度が高いので餓鬼の姿を取っているんですかね?
    魔力と霊力はエネルギーの規格が違うと言っていましたが種類そのものが違うのか源は同じだけど土地や信仰等の認識によってエネルギーが形を変えたものなのでしょうか?
    設定が作り込まれていてとても引き込まれるようで読んでいて楽しいです
    次は美琴ちゃんの戦闘でしょうか、どんな展開になるのか楽しみです

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。

    異界の植物は、単に異界に取り込まれたその辺の植物です。なので、異界が消えて元の空間に戻った時、草木がぼろぼろになっていることもあります。ただ、取り込まれた量に対して、異界の中の草木の方が明らかに多いです。
    理屈としては、ぐちゃぐちゃになった空間がレンズの役割を果たし、草木を実際より多く観測して、異界に満ちた霊力がその誤った観測を実現してしまう。という感じです。そのため、異界の草木や地面は殆どが霊力でできていて、偶に本物が混ざっています。イスカの『異界の大地は神秘みたいなもん』の台詞はこういう理屈ですね。
    異界の中は色々とバグっているので、こういう意味不明現象がよく起こります。

    悪魔と妖の違いは仰る通りですね。土地の人間の集合無意識、拙作世界観では『総意』と呼んだりするものによって姿形が決まります。異界の妖や悪魔は、その土地の人々が思い描く『怪物』の姿を取ります。

    魔力と霊力の違いも仰る通りです。源流、というより本質は同じですが、解釈の仕方が違うというイメージです。同じ文章が入ったtxtとdocxの違い、とでも思っていただければ分かりやすいと思います。
    認識や信仰、というのも拙作世界観では超重要ワードだったりします。意味を持つのがいつ頃になるかはちょっと分かりませんが……

    戦闘がヒートアップしてくるのは、実はもうちょっと先なのですが、是非、今後の物語もお楽しみください。