8話 友達作りは高難易度ミッション

そういえばさっき気づいたんですけど、投稿の頻度

バラバラすぎますね…

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翌日のホームルームにてーーーーー


「えー…昨日の放課後に保健室前で34人抜きした人…

いないですよね…実は昨日保健室の前で大規模な

喧嘩があったんです…何か知ってる人が居れば後で

私のところへ来てください…居るとは思っていませんが…」


うーん…もしかしなくても昨日のアレだよね…

瑠奈の方を見ると何故か誇らしげな顔をしている。

何をしてるんだ本当に…

まあ僕たちは直接的な関係は無いわけだしスルーで

いいかな…



「瑠奈、友達の基準ってなんだろう…?」


「そりゃ知り合いより仲が良かったら友達だよ。」


「その仲が良かったらが難しいんだよ…仲良くなれないんだよ…」


「その見た目で釣れば友達なんですぐでしょ?

てゆうか、山崎さんとか茜辺りはもう友達なんじゃ

ないの?」


「僕が友達だと思ってても相手が友達だと思ってなかったら…って考えちゃうんだもん…そんな簡単に

友達認定は出来ないよ…」


「あーもう…そんなに友達作りたいんならあそこに

山崎さん居るじゃん。RINE連絡ツール聞いてみなよ。」


そんな簡単に言いやがって…けどまあ山崎さんなら…

まだ話しやすいしいけるかな…?

瑠奈に背中を押されて半ば無理やり山崎さんの前へと飛ばされる。


「…ん?どしたの未来ちゃん?」


「あ、えっと…RINE聞きたいな…って思って、それで

えっと、交換してくれませんか…」


「……」


あれ…?怒ってる…?やっぱり僕なんかがいきなり

聞いてもキモイもんね…謝罪しなきゃ…


「可愛すぎんか…?…本当にRINEだけでいいの?

未来ちゃんが望むなら私の持つもの全てを捧げるよ」


うーん…怒っては無いしRINE聞くのも成功したみたいだけど、なんか違うような…


山崎さんのスマホに映されたQRコードを読み込むと、

山崎さんのアカウントが出てくる。名前は山崎凛華。


「山崎凛華…いい名前ですね…改めてよろしくお願いします…」


「ん?そーだよ!そんなかしこまらずに、凛華って

呼び捨てにしていいんだよ?」


「それに私としてもそっちの方が気楽だし。」


と言ってくれた。のだが第一僕は陰キャな訳で…

同年代の女子を呼び捨てだなんて、とてもじゃないが

出来たもんじゃない。


「えっと…凛華さん…?で良いですか?」


「うーん…まだちょっと堅苦しいけどそれならヨシ!」


そう凛華さんは言いながら僕の頭を撫でてくる。

ずっとわしゃわしゃ僕の頭を撫でてくる凛華さんの

後ろから人影が近づいてくる。


「話は全部聞かせて貰ったよ…2人とも…」


と、凛華さんの後ろから瑠奈が顔をひょこっと覗かせている。何をしてるんだ…?


「この様子なら友達になれたみたいだね?」


「友達?」


「そう。未来ちゃん朝からずっと友達を作りたいって

うるさかったから…」


「ほほぉ…?」


凛華さんも瑠奈と一緒になって変な目で見てくる。

いやなんか怖いけど…



その後は何事も…あったが特には何も無く一日が

終わった。家へと着いた僕は早速凛華さんにRINEを

してみることにした。

RINEの友達一覧は家族以外は凛華さんしか居ないため

すぐ見つけることが出来た。いや悲しいな…


未来

『RINE交換本当にありがとうございます。

良ければ友達になって貰えないでしょうか…(涙目猫の絵文字)』


あまり時間が経たないうちに返信が届いた。


凛華

『友達?全然いいよー!!

っていうか私からも言うつもりだったし!!(魚の絵文字)』


存外サラッと友達になることが出来た。

勝ったッ!第3部完!








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