第6話
夏目漱石『夢十夜』の「第三夜」。
おぶっていた子供が、どんどんどんどん重くなっていき、自分は昔、お前に殺されたんだ、と言う。
我が子が小さい頃、子供向けの楽しい絵本でも読んで聞かせればよいのに、『夢十夜』を読み聞かせして、この、「第三夜」を読んで聞かせたら、怖がって泣いてしまった。
こんな話を読み聞かせする親がいるか!…ここにいた…。話の内容知ってて聞かせたのだから、ひどい親だ。子供は怖がるに決まってるじゃないか。
中学生の音楽の時間に、シューベルトの『魔王』を聴かされるのとどっちが怖いかといえば…どっちも怖いね。
※シューベルトの『魔王』は、父親と子供が魔王から逃げるが、結局子供の命をとられてしまう、という内容。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます