第4話 拝み屋ネタ
京都府与謝郡与謝野町 とあるネカフェ
●個室
「、、、ころして、、ふふふ」
「、、、ころして。」
「そてなていりさにたちすいいめころして!」
ドンドン!
店のスタッフが●個室のドアを強くノックして、大きな声で注意する。
「お客さん!隣の部屋の方が迷惑してますので、静かにご利用お願い出来ますかね?!」
「ふふふ、分かりましたよ。」
応対した客人は、髪がぼさぼさの、無精ひげを生やした男が薄笑いを浮かべて応える。
ぞっとしたのか、スタッフは不愛想に個室のドアを閉めた。
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与謝野町の”とある神社”ではこの日、神社境内の老朽化に伴い、取り壊しの解体作業が行われていた。
遷座祭を済ませたこの神社は、残すは心御柱を慎重に「馬」と呼ばれる台から、手斧で抜き取り作業を勧めようとしたとき、木棺が出てきたのであった。
「神主さん、この木棺についてご存じですか?」
「い、、いや、木棺については先代から聞いてはおらぬが、、。」
「おーい、一旦、作業を中止するぞ!」工事の親方が大きな怒鳴り声をあげる。
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伊勢神宮
2024年も終わりを迎えようとしていた最後の日、いつものメンツが顔を並べていた。
新米刑事「今年も、まずまずだったなあ。」
拝み屋「大事なこと忘れてない?」
新米刑事「、、と言うと?」
拝み屋「相変わらずの鈍いお方。」
自称ミステリー「そう言えば、僕達が初めて知り合ったのが今年でしたよね!」
新米刑事「あ、、、。」
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