第3話
そして、昼休みが開けて
先生も実は途中から中に入って話を聞いていた。
優「えーーー!!知ってたんですか!!」
先生「そりゃ、先生だし事情は聞いてたよ。」
春「お母さんが黙って欲しいってお願いしたから・・・ほんと、クズ」
春の母親への恨みの顔を見て、お兄ちゃん庇ったの間違いだったのかもと思ってくる。
「まぁ、とりあえず折角、やっと優からしたら長年別れている妹と再会出来ておめでとうって訳だな」
クラスメイトから変な視線が浴びる
「まぁ、とりあえず授業は・・・」
クラスメイトからえーと声が上がっていた。
夏「今は、折角の兄妹の再会を祝ってあげましょうよ!!」
先生「まぁ、流石にこの空気で授業もどうかと思うしな・・・それになぁ」
先生は真剣な顔をする。
先生「春に対しては怒りはないが、私も教師としてあの母親の優を離そうとする態度は少しイラッとしてたんだよな」
優「・・・せん、先生」
先生「まぁ、このあとの授業も私から通してやるから、まぁ今日くらいは楽しめ」
クラスメイト「ひゃーほーー」
そうして、俺と春の兄妹再会パーティーが行われた。
クラスで目立たない俺は、気付いたらみんなのお兄ちゃんになっていた。
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