第5.5話 リリィのヒールヴォイス

依頼人:まちポンさん(男性)


L「こんにちは。お兄さまから話は聞いています。大丈夫、リリィに任せてください。」

L「目を瞑って。両肩の力を抜いて。右腕。右手。左腕。左手。すぅーっと力が抜けていきます。リラックス。リラックスです。」

L「はぁーはぁーふぅーふぅー…」

L「気に入ってくれたら、またきてくださいね。」



依頼人:タローさん(男性)


L「あなたの好きな音は何ですか?」

L「かしこまりました。」

L「スラスラスクスク…」

L「みぎみみ…ひだりみみ…みぎみみ…ひだりみみ…」

L「りょうみみ…とぅくとぅくとぅく…」

L「すからすけるとぅひすはらく…」

L「喜んでもらえて嬉しいです。」



依頼人:群青。さん(男性)


L「リリィが、いっぱい褒めてあげます。」

L「頑張ってて…偉いです。よしよし。よしよし。」

L「でも、頑張りすぎて無理してないですか?リリィは心配です。頑張りすぎないでくださいね。」

L「リラックスして。リラックスしてください。」

L「ぽんぽんぽん…」

L「ふわふわ…ふわふわ…」

L「明日も、元気でいてくださいね。」



依頼人:アスカさん(女性)


L「すくるすからふすりつとぅくすく…」

L「今、不安が溶ける呪文を唱えました。今は辛くても、次第に溶けて無くなっていきます。」

L「リリィは、あなたが幸せであればあるほど嬉しいです。ふふ。」

L「お話ですか?いいですよ。」

L「恋愛はよく分からないですが、リリィは好きな人に好きって伝えたいです。」

L「実り多きことを祈ってますです。」



依頼人:立山慎二さん(男性)


L「リップノイズは苦手です…ごめんなさい。」

L「あまりそういうことは…言いたくないです。」

L「リリィとの約束を守ってくれなきゃ、癒してあげませんよ!」

L「ありがとう、ございます。いい子いい子してあげます。」



依頼人:あげあげさん(女性)


R「俺でいいのか?え、『俺が』いいのか。」

R「全く、わがままなお方だぜ。」

R「よしよし。今日も頑張ったんだね。」

R「ふぅー…はぁー…ふぅー…」

R「結構難しいんだな。勉強になったぞ。また会おうな。」



依頼人:牛乳ハンターさん(男性)


L「さくさく…しくしく…すくすく…」

R「ふ、ふ、ふー…」

L「ぱらぱらぱら…」

R「ちくちくちく…」

L「お兄さまと、初共演です。」

R「リリィ、頼もしいぞ。さすが自慢の妹だ。」

L「お兄さま、ありがとうございます。」

R「おっとすまない。」

L「関係ない話でした。元に戻します。」



L「ほんと、多くの人に癒しを与えられて嬉しいです。リリィ、もっともっと頑張りますっ。」

L「人見知りだったんです。でも、皆様が優しいので続けていけそうです。」


L「あなたは好きなASMRが見つかりましたか?」





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