曖昧に笑うあなたを見送った見合いの知らせ赤紙のよう

『短歌の秋』参加作品

赤:赤紙

付き合っていていた彼に見合いの知らせが来た。

わたしを選んでくれるよね、と聞いたけど彼は曖昧に笑うだけ。

ただ、もう会えない気がした。



祖母の兄は赤紙が来て帰らぬ人になったと聞きました。

そこから思い付いた一首。

赤紙が来たらもう会えないと思うのが普通の時代もあったのですね。

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