第3話 20日。

あぁ、この日が来てしまった。

私は少し怖かった。

告白に対しての怖さではなく、告白したあとの怖さに、少し苦しく感じた。

でも私は今日を楽しみに待っていた。

この日のためにメイクを色々研究して、服も沢山見て買ったりした。

やっぱり私はこの子の前ではなんでも頑張れるのではないか?なんて思ってしまうほどに自分でもビックリした。

さぁ、電車に乗って会いに行こう。


私がトコトコと歩いてると、早朝なのもあってか可愛らしい小学生が重いランドセルを持って歩いていた。

あぁ、私にもこんな時期があったな。だなんて思いながら最寄りの駅まで歩いた。


無事最寄り駅に着いて切符を購入した。

普段外なんて出ないわけで、もちろん定期券なんて持っていない。

切符を通して電車を待つ。イヤホンを外せばピヨピヨと鳴く鳥の声が聞こえる。空を見上げてみれば空が青くてとても綺麗と感じた。

朝昼の外は嫌いだが、青空はとても好きだったのもあってか、見惚れていてすぐに乗る電車が来た気がしたが無事に乗車した。

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