応援コメント

プロローグ・騒乱の卒業パーティー(後編)」への応援コメント

  • 国の食糧を支える領地を馬鹿にするとか終わってるなぁ。他の穀物地帯も軽視されてそうだし、戦争が起きたら穀物地帯を落とされて兵糧攻めされそうだ。

    作者からの返信

    ご感想いただきありがとうございます✨

    そのうち言及していくつもりではありますが、皇国は長く続いているだけあって、宮廷の貴族たちの何割かは既に腐敗し、強い偏見や間違った認識を持って領地持ちの地方貴族を見下す傾向にある……という設定としています。

    特にサヴィニアック辺境伯家は『皇国の食糧庫』と呼ばれるほど皇国の食料自給率に貢献しており、本来は軽んじられるべきではない(本気を出せば輸出を制限し、皇都含めた他の領地すら飢餓で苦しめることもできる)のですが、
    宮廷や皇都のことしか知らない箱入りの坊っちゃんたちはそれを認識せず、連綿と受け継いだ旧時代的価値観がそうさせていると考えていただけると幸いです。

    またソルモンテーユ皇国では国境での小競り合いを除き、長らく戦争を伴う混乱が生じておらず、平和な状態が持続しています。
    数年前に隣国でクーデターを伴う政治的混乱が発生し国境争いどころではなくなったので、現在の皇国は本当の意味で平和を取り戻した状態になりました。
    こういった背景もあり、ご指摘の通り、皇国は戦争慣れしていない一面があり、もしも他国との戦争が起こるとまあまあ大惨事になると思われます。

    今後も気になる点がでてくるかもしれません。もしご意見ご質問ありましたら、可能な範囲で回答させていただきます。
    引き続き小説を楽しんでいただけると幸いです。
    よろしくお願いします。

  • このボケナス、なんで今まで廃嫡されなかったの……?

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます✨

    皇国の歴史は長く、そのぶん古来からの慣習に縛られている側面があります。

    現皇帝の子は皇子(18)と皇女(14)の二人のみ。
    そのため慣習に従い、長子であり男子である皇子が皇太子となり、大切に育てられてきました。

    皇国は歴史の長いぶん古来からの慣習やしがらみが多く、時代にそぐわない価値観も、保守的な貴族を中心に依然として蔓延っています。
    その価値観のひとつとして王位継承権や貴族当主の継承権は長男が持つものとされることが挙げられます。

    たとえ姉がいようとも、能力に不安があろうとも基本的には一人目の息子に継承権が与えられるということです。
    次男もしくは三男がいる場合、その時点の当主もしくは継承権を持つ長男の意向で継承権を譲るケースも少数ながらあります(主人公がそのパターンです)。

    皇家に生まれた男子は一人のみだったので、皇太子としてちやほやしてくれる家臣に甘やかされて育ち、おかげでわがまま放題かつ現在の情勢には合わない旧時代的な思想を持つダメ皇子になってしまいました。

    彼の行く末にも言及していくつもりです。
    随分先の話になりそうですが、その目でお確かめいただけると幸いです。

    編集済
  • 辺境伯って他国との国境に接するから皇帝や王にとって最も信頼出来て武力もある懐刀か血族が任される超上位貴族では…

    作者からの返信

    ご感想いただきありがとうございます✨

    そのうち言及していくつもりではありますが、皇国は長く続いているだけあって、宮廷の貴族たちの何割かは既に腐敗し、強い偏見や間違った認識を持って領地持ちの地方貴族を見下す傾向にある……という設定としています。
    残念ながら皇太子もその思想に毒されているようです。

    サヴィニアック辺境伯家は『皇国の食糧庫』と呼ばれるほど皇国の食料自給率に貢献しており、本来は軽んじられるべきではない(本気を出せば輸出を制限し、皇都含めた他の領地すら飢餓で苦しめることもできる)し、実はある種やんごとなき血筋ではあるのですが、
    宮廷や皇都のことしか知らない箱入りの坊っちゃんたちはそれを認識せず、連綿と受け継いだ旧時代的価値観がそうさせていると考えていただけると幸いです。

    今後も気になる点がでてくるかもしれません。もしご意見ご質問ありましたら、可能な範囲で回答させていただきます。
    引き続き小説を楽しんでいただけると幸いです。
    よろしくお願いします。


  • 編集済

    乙女ゲー転生者脳でないならば
    最大の被害者は、まだ出てきてないイロハかな‥

    好きでもない王子に粘着ストーカーとイジメ冤罪捏造工作されてて、お断りしたのに本人の気持ち無視して法律を使ってまで自分の嫁にされてしまったんだから‥
    しかも本人の居ない欠席裁判で?

    でもこれ、王宮と王家は色々と頭痛いね

    転生者を王家が手に入れる為に王家の特権を発動したとか、公爵家(しかも王位継承権が有るから公爵だし‥)を陥れる為に発動したとなると

    王家の特権である6条3項が悪法として世間に認識されてしまう

    6条3項は非常に使いにくくなるだろうに、
    バカ王子がバシバシと乱発してきたうえ、
    広く認知されてる公爵家との婚約を破棄する為に、公爵家を陥れる為に発動したとなると

    国内的に、王家の立場と、王家の危険性、王家の特権が疑問視される事態になるな

    最低でも6条3項の無期限停止、もしくは廃止、それを回避するには王子の廃嫡、最悪では王子の特権を条項から削除になる事態だな‥

    それしなかったら、王家にヘイトが向くだろな‥

    王、王家と王宮が炎上してそう

    これバカ皇子のせいで王家が詰んでない?(汗

    作者からの返信

    感想ありがとうございます✨

    全くもっておっしゃるとおりです(笑)
    今回の事件における最大の被害者は“青の神子”ですし、
    既に貴族間では6条3項は悪夢というか悪い冗談みたいな扱いを受けてます。

    皇太子の軽率な行為は以前から皇家および皇宮を悩ませてきましたが、いよいよ手のつけられない領域にきてしまいました。
    いったいどのような対応が取られ、どのように国勢が動くかが見どころではあります。

    とはいえ、主人公たちは遥か遠くの辺境伯領でのんびり暮らす予定なので、そちらをメインに描写していく方針です。

    今後も気になる点がでてくるかもしれません。もしご意見ご質問ありましたら、可能な範囲で回答させていただきます。
    引き続き小説を楽しんでいただけると幸いです。
    よろしくお願いします。


  • 編集済

    辺境伯を……いやまあそこにはあえてツッコむまい
    てか独裁者気質ヤバすぎんかこいつ!青の娘も逃げてー!皇帝帰ってきてー!

    作者からの返信

    ご感想いただきありがとうございます✨

    皇太子はちやほやしてくれる家臣に甘やかされて育ったおかげでわがまま放題かつ現在の情勢には合わない旧時代的な思想に染め上げられています。
    おかげで現在のような性格になったようです。

    “青の神子”の今後については後のお話で描写していきますが、無事なのは確定しているのでご安心ください。

    また皇帝による裁定も後ほど下ります。皇帝がどのような決断を下したか、ぜひその目でお確かめください。


  • 編集済

    えぇ…辺境伯って独自の軍隊と外交権を持ってるのに馬鹿にするの…?
    辺境伯だから国境付近にあるであろうけど、穀倉地帯を有する辺境伯領が
    隣国に寝返りとかなったら国が崩壊ってレベルじゃないわよ?

    作者からの返信

    貴重なご意見ありがとうございます✨

    そのうち言及していくつもりではありますが、皇国は長く続いているだけあって、宮廷の貴族たちの何割かは既に腐敗し、強い偏見や間違った認識を持って領地持ちの地方貴族を見下す傾向にある……という設定としています。
    残念ながら皇太子もその思想に毒されているようです。

    サヴィニアック辺境伯家は『皇国の食糧庫』と呼ばれるほど皇国の食料自給率に貢献しており、本来は軽んじられるべきではない(本気を出せば輸出を制限し、皇都含めた他の領地すら飢餓で苦しめることもできる)のですが、
    宮廷や皇都のことしか知らない箱入りの坊っちゃんたちはそれを認識せず、連綿と受け継いだ旧時代的価値観がそうさせていると考えていただけると幸いです。

    今後も気になる点がでてくるかもしれません。もしご意見ご質問ありましたら、可能な範囲で回答させていただきます。
    引き続き小説を楽しんでいただけると幸いです。
    よろしくお願いします。

  • 「“ソルモンテーユ皇国憲章”第6条3項に基づき、王位継承権第1位の俺が命じる。セレスティナ・デュ・サンクトレナールは、サヴィニアック辺境伯家に輿こし入いれせよ!」

    婚約者に冤罪を吹っ掛け、婚約破棄し、しかも次の婚約者迄指定するって、やりたい放題。こんな王子が次期王って、この国先ないねー。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます✨

    そうですね…皇太子の行動は目に余るとして動いている勢力も居るには居ます。
    現在連載中の婚約編ではあまりフォーカスできませんが、今後そのあたりの問題にも対処する人物が現れるでしょう。

    先は長いですが、ぜひその目でお確かめいただけると幸いです。