ちょっとずつでいいから続けたいよ俳句

秋しぐれ実家から来た古時計


真夜の月猫も隣に来てすわる


踏切の奥に曼殊沙華一輪


甥の来るひろった栗は食うたらし


雨月なり今日は明日のために寝る


緊急停止にすすきも揺れていた


長き夜や読書まんぞくして布団


無人駅我と秋風で待っている


包丁を下した途端稲光


飛行機ずるい僕より速い秋の夕


天高し雲から鐘の音微か


秋旱下り坂なる足の角


道にある雑草全て月を向く


野分過ぎても老朽の寺依然


秋思は窓際へ置いておいて良い


秋の日やベンチに座る何も無い


(みなさんの好きな句はどれですか?ぜひ教えてください!)

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