拙作の駄句を良い句に変えたいです推敲します

こんにちは。今エピソードでは、私が過去に作った句のうち、振り返ってみるとよく分からん有象無象になっている句を、うまーく書き換えて良い句に昇華しようということをします。

まず一句目。「季節の中にいるということ」から。

山覚める生命流の滾るごと

なんとなく言葉の勢いに頼っている気がして、特に「滾る」が邪魔をして、実際には景が浮かびませんね。この句は、次のような句にしたいと思います。

①山覚めて生命流の通い出す

②山覚めてなにやら生命がむくり

③血液の通い出すごと山覚める

二句目。

草の芽の中押されをり乳母車

草の芽の中という表現が誤読を生みそうです。さらに、説明的過ぎる印象もあります。この句は、次のような句にしたいと思います。

①乳母車春野をゆくりゆくりかな

②乳母車春野をのたりのたりかな

③草の芽やゆっくりゆくり乳母車

今回は以上になります!ありがとうございました!

(「他にこんな詠み方はどうでしょうか」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお聞きしたいです!)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る