第10話 パーティ

「ここにお二人の名前と職業を書いてください」

「レオン、職業魔術師 魔侍っと」

「あら、珍しい職業ね」

「そうなの?」

「ええ、少なくとも私は聞いたことがないわ」

「ふーん、使っている武器のせいかな」

「ま、私はなんだっていいわ。あなたが強ければそれで」

「ご記入ありがとうございます、そしてパーティはDランクパーティとなります。パーティの功績あとは個人のランクにより昇格が可能なので、頑張ってください」

「よし、行くわよレオン」

「了解」

「行くって言ってもどこに行く?」

「西の森よ、2人の連携を練習しておきたいし」

「なるほどね」


てことで俺達は西の森にきている


「手始めにゴブリンあたりで練習するか」

「そうね」

「お、ちょうど近くにゴブリン5匹いるからそいつらでやるか」

「なんでわかったの?」

「気配探知だよ。だいたい300mぐらいの範囲なら探知できる」

「ふーん、便利ね」

「まあな、そうこうしてるうちに…ほらいたぞ」

「とりあえず私が突っ込むわ。あなたは余ったやつをお願い」

「了解」

「ハッ」


ドゴンッ


一発だ。


「うーんこれじゃ連携の練習できないわね」

「もう少し強いやつとかだとオークとか?」

「そうね、そのあたりがいいかも」



いた。


「気配探知使ってもなかなか見つからな」

「レアってほどじゃないけどそれなりに珍しいからね」

「4匹か。初めリルが注意を引いてくれ。その間に俺が魔法を放って援護する残り1体で俺もいく」

「いいんじゃない?」

「ありがと」

「よし!それじゃ行かますか」


リルが前にいる1体にむかっていった。


「俺は周りの奴らをやるか」


2引き取ってもリルの方にいってるから先にそいつらからかな。


《ストーンランス》


「「グオォ゙?!」」


リルがいるからあまり範囲攻撃はつかえないな。

ならば


《サンダーボルト》


「ガォォ!」


腹を貫かれたやつが死んだ


「まず一匹」

「グオォ゙!」

「チッ抜けられたか」


拘束系の魔法でいいのがある。

魔力はそこそこつかうが練習にもなるしいいだろう。


《絡みつくフェルメ


「グォォォォ!ガァァ!」


必死に振りほどこうとしているが無駄だろう。


《ウィンドカッター》


ズバッ


よし、これでこっちは終わったな。

リルの方はどうだろう


「セイッ!」


残り1体か。

なら俺も行くか


「リル手伝うぞ」

「あら、早かったわね。やるじゃない」

「すぐに終わらせるぞ」

「ええ」

「リルは左側から俺は右から行く」

「わかったわ」


ダッ


「はぁぁぁ!」


ゴンッ!


「ブォォォォ!」


オークの注意がリルの方へ行った。


「いまよ!」

「ああ!」


俺は飛んだ。そしてガラ空きの頭へ

一閃


「グォォォォ!」


ドシンッ!


フー勝てたな。


「勝ったな」

「当たり前よ」

「結構いい感じに連携できてたんじゃないか」

「そうねなかなかいい感じだったわ」

「ま、オークは弱かったな」

「そうねもう少し骨のあるやつじゃないとね」


俺たちがこんな会話をしていると。


「グォォォォぉぉぉぉぉ!」


ビリッビリッ!


「な、なに?!」

「わからない。ただとても大きな何かがこっちにちかずいてくる!」


なんだこの大きなやつは?

まずい速い!もうスグくる!


「ゴァァァ!」


ヤバいもうきた!


「危ない!リル!」

「ッ!」


ドンッ!


なんだあの威力は?!ゴブリンキングよりも強いぞ!


「くっ鑑定っ!」


《オークジェネラル》


オークジェネラル?!さっきの奴らのボスってことか!


「リル、二人でいくぞ!」

「ええ!」


「はあぁっ!」


ガキンッ!


「かなりの硬いわ。よほど力を込めないとダメージが通らないわ」

「わかった、ありがと。リルそのまま攻撃を頼む。

俺はいくつか魔法を試してみる」

「わかったわ」


かなり硬そうだな。防御力が関係なさそうな魔法がい いだろう。

小手調べで


《ライトニング》


「ゴォォ!」


ふむ、思った通りあまりダメージは入っていないな

ならば少し頭を使おうか。


《ウォーターボール》


「グオォ?」


それから


「離れろ!リル!」


《激怒する雷神トール


ドゴンッ!


「ゴァァァ!!」


フフフん。水で濡らして通電性を高めたあとに雷魔法の大技で大ダメージ。

完璧。


「グァァァァ!!」


まだ生きてんのかよシブトイな。


「一気に攻めるよリル!」

「もちろん!」


立っているとはいえダメージはかなりの負ったはずだ。このまま押し切ればいける!


「戦技: 轟撃」


《爆撃蹂躙》


「グァァァァ!」


リルの大技だ。

ならこっちも。


「稲妻纏」


バチッ


「戦技: 瞬撃」


《界雷》


ザシュッ………カチンッ


「こんなもかな」

「すごかったじゃない、特に最後のどうやるの?」

「ありがと、魔法を刀に纏っているんだよ」

「私もできるかな?」

「う〜んどうだろう?リルの大剣が耐えられるかわかんないんだよな」

「なるほど…じゃあもっといい武器が手に入ったらお願いね?」

「ああ、その時は任せてくれ」


朗報がある2人ともレベルが上がった。

それぞれLv7だ。

この調子でよりいっそう頑張るか。


ステータス

名前  レオン

レベル Lv7

ジョブ 魔術師 魔侍

体力  257

腕力  196

脚力  167

魔力  425

器用  136

防御力 168

魔法  5属性魔法 聖魔法 合成魔法

スキル 《遊戯司神ヘルメス》 《万能魔法パナケア》 《覇権刀武神アスカロン



名前  リテール

レベル Lv7

ジョブ 大剣使い 魔法使い

体力  352

腕力  325

脚力  173

魔力  235

器用  65

防御力 285

魔法  風魔法 雷魔法

スキル なし


リルのステータスはタンク向きだな。

特に腕力がすごいな。

これからも前衛として頑張ってもらいますか。

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