第7話 昇格

「ふわぁ…」


とても良く寝た。

昨日だいぶ無理したからかな。


もそもそと起きて着替えて

遅めの朝食を食べて。

さてと


「ギルドに報告行くか」


「相変わらず人が多いな」

ま、朝だからな


「おはようございます。今日は討伐報酬と見てもらいたいものがあって」

「おはようございます。ゴブリン討伐依頼の報酬ですね、承りました。」

「それで見てもらいたいものとはなんですか?」

「えっと…これなんですけど」


ドンッ


「………………」

「えっと、ゴブリンキングだとおもいます」

「………………」

「えっと、大丈夫ですか?これそんなにヤバイ奴やったんですか?」

「か、確認しますがお一人で討伐されたんですね?」

「はい、そうです」

「しょ、少々お待ちください」


そういって受付嬢は焦ってどこかえいってしまった。


「う〜んそんなにヤバイ奴やったかな?」


たしかに強かったけど、魔法使わない人やったら結構楽に倒せたんじゃないかと思うんだよな〜。


「お待たせいたしました、ギルドカードを拝見さしていただいてもよろしいでしょうか?」

「はい、構いませんが」

「ありがとうございます……確かにゴブリンキングとありますね……はい、ありがとうございました」

「そして、討伐報酬ですが金貨200枚です」

「……っ!」


金貨200枚?!

かなりの大金だそぞ!


「ほんとに金貨200枚なんですか?」

「はい、なんならもう少し破損が少なかったら300枚は下らないかと」

「……っ!」

「そして冒険者ランクですがDランクに昇格です。

おめでとうございます。」

「あ、ありがとうございます」

「これからもご活躍を期待しています」

「あっ、あと伝言お願いします、リテールさんにDランク無事昇格しましたとお伝えお願いします」

「承りました」

「ありがとうございます」


よし帰るかいろんなことあったから今日はゆっくりたいな〜


「おい、あいつ単独でゴブリンキング討伐したんだってよ」

「あぁ、聞いたぜしかもよまだEランクらしいぜ」

「まじかよ、期待のルーキーだな」


てきな会話が結構聞こえる。だいぶ恥ずいな…

早く出よ




俺は相変わらず焼き鳥を食べている。たまには買い物もいいかと思って市場をぶらぶらしたりたまにひやかしたりしている。


骨董品とか見たりするのもいいな。掘り出し物が見つかるかもしれないし。

片っ端から鑑定していこう。


「ん?なにこれ面白そう」


俺が見つけたのは簡単に説明すると耳につけると互いに連絡ができるというイヤリングだ。


「でもな〜パーティー組むつもりはないんだよな〜」


どうしようかな…でも連絡用の魔術具なんかとても珍しいって聞くしな。

買っとくか。


次に本屋に来てみた

本屋といっても物語などの本はほとんどないここにあるのは魔法を覚えるための魔導書グリモワールだ。

掘り出し物が見つかるかもしれないからここもみにきた。


「う〜ん…全部使える魔法なんだよな〜」


魔法系は掘り出し物なしかな〜なんて思って見ていると鎖でぐるぐる巻にされた本を発見


「それは禁書じゃよ」


振り向くと店長らしきおじいさんがいた

でもなおじいさん俺鑑定したから知ってるが禁書じゃないんだよな〜しかもなかなかに使えそうな魔法の魔導書なんだよな〜


「これを引き取ってもいいですか?」

「さっき言ったことがきこえなかったのかそれは禁書だといったじゃろ」

「はい、聞こえていますそれでもです」

「ならしらん訴えられてもこちらは知らんからな」

「ありがとうございます、値段はなんですか?」

「そんなもん店からなくなるだけでありがたい金なんてとらないよ」


ラッキー!いい買い物できた!いや金払ってないから買い物じゃないのか?まあいいや

使ってみてどうなるだろたのしみだな

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る