第5話 初依頼

う〜〜…ん

もう朝か…。昨日がんばったからよく眠れたのかもな

朝は宿のついている朝食を食べた。

よし!

いざ冒険者ギルドへ


おお〜朝から人が多いな。いや朝だから多いのかもな

えーと自分に適している依頼はないかな〜

・庭の草を抜いてくれ

う〜んこれは却下つまんなそう

・ヒルカ草の採取

これは常置依頼かな?頭の中には入れておこう

・ゴブリンがおおくて困っている倒してくれ

これとかいいんじゃないかな。よしこれするか。

依頼の紙を持っていき受付嬢に渡して依頼を受注完了。

よし早速向かうか。たしか西の方に森があったな。


途中焼き鳥を昼めし用に2本買い門番にギルドカードを見せて通った。

西の森まではだいたい徒歩10分程度ぶらぶら行きますか。

途中レッドウルフ3体とバットラビット2体を狩った。

バットラビットは単体こそあまり強くはないが群れると厄介何よりスピードが早い。ま、空間断絶で一発だが。

西の森の近くには畑などが多いだから時々ゴブリンなどが森から出てきて村人たちが干貝にあっているそう。早いとこ倒してあげるか。

よし、そこでこれを使う。空間魔法の一つでこういう索敵に焚けているやつだ。


《気配探知》


おっ、いるな森に入ってすぐのところにゴブリン4体初めての敵だがまあなんとかなっしょ。

向こうはまだきづいてないみたいだな。こっちにとってはとても好都合。

とりあえずまとまっている三体を空間断絶で首を刎ねる。

残っている1体を火魔法のオリジナルで


《ファイアーアロー》


よし、命中なかなか強いな魔力消費も悪くない。

みみだけ削ぎ落として次に行くか。

気配探知にまた引っかかったのがいるぞ。う〜んこれは…ゴブリンとそれよりふたまわりぐらいの大きいやつがいるな。

まあ近づいたらわかるか。

ああ〜ゴブリンとオークか。

ご想像の通りオークはまあ、あれだでかい二足歩行のブタだ。

せっかくだし空間魔法以外も使ってみるか。

範囲攻撃魔法がいいな。う〜んこれとかいいだろう。


《アイスレイン》


文字通り氷の雨を降らせるやつだ。

広範囲だけど少し威力が低めだな。

オークとゴブリン2体が生き残ってしまった。

向こうもこっちに気づいたな。それならばこれでどうだ!


《トルネード》


風魔法の竜巻だ。殺傷能力はなかなかに高いぞ。

しかしシブトイな、オークだけ生き残った。

ならば単体に強い魔法を使うまで。

せいっ!


《ライトニング》


ブホウッ!?

オークが奇妙な鳴き声を上げて死んだ。

ま、こんなもんよ!

ゴブリンは耳だけ、オークは食べられるとか聞いたから丸ごとアイテムボックスに放り込んだ。

あ、言い忘れてたがレベルが上がって魔力が上がりアイテムボックスの容量が増えたいまでは一辺5メートルの立方体ぐらいのスペースがある。

そして今の戦闘でレベルが上がったついにLv3だ。

Lv5まであと少しだな。

ステータスを確認しとこう。


ステータス

名前  レオン

ジョブ 魔術師

体力  185

腕力  125

脚力  136

魔力  358

器用  67

防御力 98

魔法  5属性魔法、聖魔法、空間魔法

武器  なし

スキル 《遊戯司神ヘルメス》 《万能魔法パナケア


魔力がだいぶあがったな。

よし、この調子で頑張るか。



今日の成果は

・レッドウルフ5体

・バットラビット2体

・ゴブリン14体

・オーク3体


こんな感じだ。ゴブリンは群れていることが多かったな。まとまっているから魔法が撃ちやすかった。

しかし


「近接戦となると魔法じゃ厳しいな、やっぱ武器ほしいよな」


そうゴブリンとかは数が多いのでどうしても撃もらしが出てしまう。そして突っ込んでくるので少し焦ってしまうんだよなー。

そしてオークからドロップアイテムが出た。

ドロップアイテムとはごく稀にモンスターが落とすアイテムのことである。能力はさまざまで使えるものから使い方がわからないものまで。

たいがいは高値で買い取ってもらえるが今回落としたのは《認識遮断の仮面》

仮面と言っても上半分だけだが十分効果はある。しかも目が隠れているのに見えないどころか見えやすいという効果もあった。

いいもの手にいれたわー。


ギルドに報告行くか。


「ゴブリン討伐依頼ですね、すごいですね!?お一人でこんなけ倒されたんですか?」

「そうですが?」

「相当な実力の持ち主なのですね、ランクが上がるのもすぐですね!」

「そして今回の討伐報酬ですが、レッドウルフとバットラビットが銀貨6枚、ゴブリンが金貨1枚と銀貨5枚

オークが金貨3枚の合計金貨5枚と銀貨1枚です」


おお〜、初日でこれはなかなかなのではないかー。

やっぱりオークあたりが高いな。

帰りどこかで食べて帰ろっかなー


「おい、兄ちゃん!大分稼いだみたいだな少し俺等にも恵んでくれや」

「そうでやんす!」

「兄貴にしがえ!」


なんだこいつらあれかチンピラってやつか?


「おら、さっさと渡せや」


チンピラと言っても三人いるしリーダーみたいなのがA、周りにいる子分がBとCでいこう。

などと僕が考えていたらチンピラAが前に出てきた

肩に手を置こうとして手を伸ばしけきたが、うわっ汚い手あんな手で触られたくないな。


「そんな汚い手でさわらないでほしいな」

「あぁ?今てめぇなんつった?」


やばっ声に出てたっぽい。

もういいやこのさいしょうがないなんの魔法使おうかなーと考えていたら。


「ちょっとあんたたちなにやってんの?」


声が聞こえてきたので振り向いたら、俺と同じ白い髪の女の人が立っていた。


「何やってんのかきいてんのまさかお金取ろうとかしてるんじゃないでしょうね?」

「そ、そんなわけないでしょう」

「そ、そうですそこの新人が困っていたので助けていたのですよ」

「そ、そのとおりです。それではようが終わったので帰ります。さようなら〜」


といってチンピラたちはすぐ帰っていった。逃げ足だけわ早い奴らめ。

とにかくさっきの女の人にお礼を言わなきゃ


「ありがとうございました」

「いいのよ、あいつら若手イビルのすきだから、まったく迷惑なものよね。それであなた名前は?」

「レオンです」

「そ、私はリテール。Cランク冒険者よ」

「Cランクですかすごいですね」

「ありがとう、あなた最近なったばかり?」

「そうです、昨日なったばかりです」

「昨日なったばかりでオーク単独撃破……なるほどね見どころありそうね。Dランクになったらまた私を訪ねてみて受付嬢に伝言を言っとくだけでいいから」

「わかりました」

「フフフ、それじゃまたね」

「はい、また」


といって俺達は別れた。


「Cランク冒険者か、すごいな〜。でも俺も頑張ってこの調子でいけばDランクにはもう少しで上がれるはずこの調子で頑張っていこうっと!」

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