第3話 異世界転移

目が覚めたら草原にいた。

ほおに当たる風が気持ちいい〜。

このまままた寝てしまいそうになる意識を引っ張り上げて俺は顔を上げる。


「ほんとに転移したんだな」


とりあえずいろいろ確認してみよう。


ステータス

名前  神宮寺 海斗

レベル Lv1

ジョブ ???

体力  125

腕力  86

脚力  95

魔力  255

器用  30

防御力 60

魔法  なし

武器  なし

スキル 遊戯司神ヘルメス


こんなもんか。

異世界を楽しむって言ってもな〜、まずなにしよ〜

確か自分が望んだらそれに適したスキルだったよな

一回使ってみるか。


遊戯司神ヘルメス


これでいいのか?

おおっ!なんか新しいスキルが流れ込んできた!

この調子でいけば最強じゃん!

もう一回やってみよう!


遊戯司神ヘルメス


…あれ?おかしいな、うん?


「次に使えるのはLv5です」


なんかでてきた。まじか何も考えなしに使ったけどそりゃそうだよな〜対価?みたいなのあるよな。

とりあえず今手に入れたやつ使ってみるか


《スキル:万能魔法パナケア

・火、水、大地、風、雷、聖、空間魔法がつかえる

・魔法使用時の魔力消費を半減する


普通にチートがきた。はじめの方はわかるが空間?ってなんだ?気になるな。

試してみるか。


適当にそこら辺の空間に向けて。とりあえず頭の中に流れてきたやつをやっみるか。


《空間転移》


おっ!少し遠くまでこれた。目で見えている範囲か一度言ったことがあって記憶している場所じゃないとだめみたいだな。

次にこれかな。

そこにある木に向けて


《空間断絶》


おおー!スパッと木がき切れた!

なんか刃飛ばしてるのではないみたい。

ほうほう今自分が見えているのを面としてみてその面を切った感じか。なかなかに応用がききそうだな。


あとはこれだな。


《異空間収納》


うん。俗に言うアイテムボックスだな。

容量は魔力量に比例するみたい。今の俺だったらランドセル1個分って感じかな。しょぼいな。

まっ地道にレベルあげるしかないな。

このスキルを試す相手いないかなー

少し歩いてみるか。


なんか和むな、穏やかだわ。


とのほほ~んとしてたら敵はっけーん!

なんだあいつ犬みたいだけどでかいな。


鑑定してみるか。


『レッドウルフ』


犬じゃないのか。狼かそらでかいな。

よし。魔法試してみるか。


《空間断絶》


バシュッ!

レッドウルフの首が文字どうり切る飛ばされた。

空間を切るから防御力無視かなかなかいいな。

今ので魔力消費も5しかしないし燃費もいいな。

他のやつも狩りながら他の魔法も試していこう。



あらかた倒し尽くしたな。

死体はとりあえず耳だけ切り取ってアイテムボックスに突っ込んでいる。こういう場合異世界では討伐証明とか必要だったはず。

でいろんな魔法試したけどぶっちゃけ想像力が大事ぽい。

例えば火魔法やったらろうそくの火みたいな弱いやつから火炎放射器みたいな凄いヤツまでイメージしだいでなんとかなったし。魔力消費もそんなに変わらん。

そして朗報だ。

レベんがあがってLv2になった。

ステータスすも強化されているはずだ。

次は街にでも使ってみようかな。


ステータス

名前  神宮寺 海斗

レベル Lv2

ジョブ 魔術師

体力  150

腕力  96

脚力  112

魔力  295

器用  45

防御力 85

魔法  5属性魔法、聖魔法、空間魔法

武器  なし

スキル 《遊戯司神ヘルメス》  《万能魔法パナケア

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