第4話 運動会①

真 「美咲、おはう」

美咲 「おはよ、真」

「今日で梅雨明けらしいよ」

キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン

真 「あっ美咲、今日は委員会の仕事あるから先に帰ってて」

美咲 「うん、わかった私も帰り遅くなると行けないから」

真、美咲「じゃまた、明日」

今日も一緒に帰りたかったな、てか雨降りそう傘持ってたっけな美咲

結「ねぇ真、真ってば?!」

真 「ん?なんだっけ?笑」

結 「だーかーらー運動会の種目決め」

「今年は新型の感染性のウイルスのせいで午前中開催だから種目は絞って考えないとって話」

真 「あ〜そうだったね」

「徒競走とリレーと騎馬戦だけじゃ少ないもんな」

結 「うん、だからあと2種目はいるよね」

真 「じゃ、大縄跳びと綱引きかやっぱり」

結 「そうだね、じゃ次はー」

真 「まだあんのかよ笑」

数時間後

真 「もうこんな時間か、疲れた〜」

結 「迎え呼んだから乗りな」

真 「そうするよ」

結 「500円ね」

真 「なんだよそれ笑

いいじゃん幼なじみなんだから笑」

結の母 「そうよ、結せっかく真君の話せるんだから」

真 「そんなお世辞言わないでくださいよ結子さん笑」

そんなたわいもない会話をしつついつの間にか眠りについてしまっていた。

結の母 「はい、着いたわよ」

真 「あ、ありがとうございます。すみませんなんか寝てしまって」

結の母 「いいのよ全然、寝る子は育つんだから笑」

その後家に帰り母からの今日はこれを食べてね♡と書いてある手紙を見てレンチンしたご飯を食べ、落ち着い頃にはもう日が回っていた。美咲に連絡しようと思ったが起こしてしまうのもまずいなと思い、そのまま深い眠りに着いた。

この夜、ちゃんと美咲に連絡していたらあの日のことは起きずに済んでいたのかもしれない。










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