　25週で出産に至り、午前4時にNICUで2人の赤ちゃんとの対面を終え、一度自宅に帰り、2時間程仮眠を取り、10時頃に再度病院へ行きました。

　出産時に大きな問題はありませんでしたが、特に最初の72時間は脳と心臓、呼吸関連で注意が必要な山場と説明を受けました。血管がまだまだ細い超低出生体重児にとって、少しの影響で損傷が起きることもあるそうで、この72時間もすごく長い時間に感じました。

　無事72時間、大きな問題はなくどちらも頑張ってくれました。口、手足などから5本ほどのチューブに繋がれている状態で、その小さな身体には痛々しくもあり、毎日の面会で、頑張れと小さく声を掛かることしか出来ません。

　それでも3日目くらいからは、ドナーミルクと母乳を併用しながら、2人とも消化もしっかりしてくれており、生まれながらに強い子でいてくれています。

　NICUで2人それぞれに先生や看護師さんが5人ほどの体制でチームを組んで対応してくれおり、面会に行くと、今日はこういう治療を始めました、ミルクもちゃんと消化してますよ、と状況や変化を教えてくれて、精神的な面でのケアも含めて非常にカバーしている範囲が大きく、感謝です。

　最初の72時間で不安な気持ちもありながらも、まだ決まっていなかった名前も決めました。正直これから1日1週単位で心配されることもまだまだある状況で、リスクを調べ始めたらキリがないくらいです。そのような中でも、勿論元気に育ってくれることを前提に色んなことを準備していかなければならないので、早産の場合、産むまでの苦労、産んだあとの特にお母さんのどうしても出てしまう、申し訳ないという気持ち、それを過去にして前に進んで行かなければなりません。

　親子ともに強く生きなければ。

　いやきっと大丈夫ですね。