第10話 25週0d 強まる緊張感
やっと25週になりました。22週〜23週、そして24週、25週と赤ちゃんの一週で変わる生存率を聞かされているため、すごく大きな一歩に感じました。
24週の途中からは勿論長くお腹の中にいる方がいいですが、万が一に備えて名前の検討を始めました。もし産まれてきても早めに名前で呼んだあげたいなとも思ったのと、単純に2人の男女の名前を考えるのに時間が掛かりそうだなとも思っていました。
また、同じくして私の方は、上司と打ち合わせをして、状況を加味して急に休んだ場合の直近の仕事の引継ぎや対応などを話しました。今の働き方もかなり融通を効かせてもらっている上で、仕事は別に何とかなるよ、と温かい言葉をもらっているので、申し訳ない反面シンプルにありがたい。
妻とも話し、もし早めに産まれてもNICUでの生活が続く為、赤ちゃんを家に迎えるタイミングくらいで育休にすることにしました。
今転職して2社目ですが、フラットにみてダイバーシティが進んでる会社ではあり、上司も勿論取ってねという一方で、意外に長くて2週間や1ヶ月くらいの前例が多く、2-3ヶ月は最低取ろうと思っていたので、悩ましいところです。
実際私のチームが数が多い訳ではなく、休む期間によっては人員を補充しなければならない=元のポジションに戻れる保証がないという現実もあり、上司も悩んでくれているなという感じです。
家族の形はそれぞれなので、普通これくらい取るのが短いとか取りすぎとかは考えずに妻と2人で決めれればと思います。
色々な備えもしていく中ですが、妻の方はというと、直近は少し出血があり、張りは少しずつ頻度を増している状況です。張り止めの点滴の種類を増やして何とか持ち堪えてくれています。
そういった状況もあり少し面会出来る機会も少なくなってきているので、ストレスも影響しそうなので、私はLINEで「赤ちゃんも頑張ってくれてるし、今は気持ちも伝わるだろうから、気持ちは何とか落ち着いていこう」とありがちな文章に願いを込めながら送るしかありませんでした。
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