第7話 余談 入院生活(夫目線)

 妻が今入院している病院について、面会やLINEで聞く話をベースに書いていきます。


 赤ちゃんの心音については毎日朝昼晩と実施しているようで、その度に妻からLINEで「心拍◎」と連絡がきます。エコーなどの検査は、基本的には月木でやっているようで、必要に応じてですが採血もその際にあります。

 張りについても月木の検査の時に行いますが、気になる時は看護師さんに伝えると測ってくれるみたいです。


 病院による違いはよく分かりませんが、助産師さん、看護師さんは毎日声を掛けにきてくれて、たまに心理カウンセラーの人がきて、色々話をしてくれるみたいです。


 今はMFICUという妻のように24週未満くらいで、安静度が高い人が入る病室で、1人部屋です。ホテルみたいな個室でトイレもシャワーもその部屋にあります。ただし、嬉しいことですが、24週になると通常の4人部屋に移動になるようです。


 今の病院は転院前のところよりもご飯の味が濃くて美味しいようですが、定期的に密輸しているポケモンふりかけが必須みたいです。食べ物の差し入れは制限はないので、気を遣いながらもおやつを面会の時に渡しています。LINEでよく最近出たお菓子の画像が送られてきて、それを配給しています。


 妻の方がもっとしんどいと思いますが、何度も修羅場をくぐり、今は入院生活も1ヶ月が経ちましたが、正直1ヶ月が1年くらい感じます。

 本来なるべく早く経たないでほしい、という『時間』が、こんなにも早く経ってほしいと思うことはもうないだろうなと思います。

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