第2話

 俺達はこの世界に来るまでは、ゲームが大好きでお陰でクラスのインキャとして有名で友達も居なかった。


 ある日、この世界に転生して俺は勇者・・・じゃなくて、その仲間として転生した。



 勇者になったのは、ヒロ。彼は元のクラスでもみんなと仲がよく、俺にも優しかった感じはある表向きは・・・普通に陰口が聞こえていた。



 そして、他のクラスメイト、雪さんと桜さんどっちもヒロが好きな人だった。


 俺たちは4人で世界を救うことになった冒険を始めた。



 そして、途中で対立することになった。


 それは冒険途中で盗賊に支配されていた、国で盗賊を懲らしめた時に、彼を殺さないと決めたときの

こと。


 

 「お前は、元から人と関わるが難しいからわからないよ」


「そうよ、もっと人と関われるようになりなさい」


「あなたは、もう少し人を信頼した方がいいと思います」


対立だった。俺だけが許さないで殺す派だった。


 盗賊達は、何人もの人を殺して女性で遊びまくったクズだ。国民もそれを願っていたし、何より彼らがまた暴走しても抑える力がない。


 だが、このパーティーのリーダーはヒロで命令に従うしかなかった。


 


 次の村に着いた時、俺は前の国が心配で、仕方なかった。パーティーメンバーにはそれを指摘されて、そんな気になるなら、戻って確かめればといいと言われた。


俺は戻った。そしたら、もう前と同じだった。


 復活して立っていた家は壊されて、お母さんを取られた泣いてる女の子がいて、暴力で足を無くした人間がいた。


 怒りが止まらなかった。それを俺は彼らに伝えた。

 だが、彼らは、俺たちは勇者で殺人者でも裁判官でもないと言われてしまった・・・  

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